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ただひたすらにひとりごと

ももクロ 2016

2016年のももクロ最大のニュースといえば3rdアルバム「Amaranthus」と4thアルバム「白金の夜明け」のアルバム作品発表であろう。

訳20曲もの新曲を収録して2枚組のアルバムではなく、3枚目と4枚目の同時発売という豪華な、あまり見たことのない展開。それにともなうももクロ初のドームツアーも開催された。

この年、私はももいろクローバーZのライブに初めて参加する事になる。「一度くらいは観ておかないとなぁ」と常々思っていたんだが、なんせ他の季節ごとの大きなライブでは遠征費用もかかるし何より全然チケットが取れない状況であった。

ももクロちゃんが関西に来る!

ダメもとで京セラ(大阪)ドームの2次か3次の抽選に応募したら当選したのであった。

「わ!やった!」とは思ったんだけどこの座席が末席も末席で「こりゃ応募した人全員当たってるな」という席だった。(それでも初ももクロライブはとても楽しかったんだけど)

このドームツアーは2日間で構成されていて、1日目が3rdアルバム「アマランサス」の曲を全曲歌うライブ。2日目が4thアルバム「白金の夜明け」のライブという、アルバムによって演出が変わるというコンセプトのツアーだった。

2日とも行く余裕のなかった私は1日目のアマランサスだけに参加した。最初の曲「WE ARE BORN」に続く「モノクロデッサン」「ゴリラパンチ」と色々と好きな曲が多かったためである。白金の夜明け」のリード曲「マホロバケーション」も大好きなのだけど(なんせ大3部作「ネオスターゲイト」「バースゼロバース」「ゴウン」に続く神様曲だ)そこは泣く泣く断念した。

実際のライブの時には座席の場所が端っこの端で3階席だったのもあって、ほんとうに何も見えない。ステージ後ろの大モニターも見えないわ、ももクロちゃん達は豆粒ぐらいだわで何が何だかよくわからないという始末。京セラドームって2階より上が急勾配でほとんど壁のような構造になっていてとにかく高さがあるため余計にアリーナが遠くなる感じ。これライブ行き慣れてる人からすればどんな評価になる席なんだろな?と思うような座席だった。

がしかし!豆粒だろうが見えにくかろうが、とにかくそこにももクロちゃん達がいて歌声が聴ける空間というのはとても素晴らしい体験であった。

大量のサイリウムがメンバーカラーで色とりどりに光る会場というのは実際に見てみると思っていた以上の迫力だった。そこにももクロちゃんの歌声が重なるんだから、こりゃすごいに決まってる。超綺麗だった。

あとこの初ライブ体験で素敵だったのは超僻地の座席にも関わらず熱いファンの方が両隣りにいてくれた事だ。私の左側には緑の有安推しの男性、右の座席には黄色の玉井推しの女性という、緑と黄色が大好き超推しの私からすれば完璧な布陣であった。

舞い上がってしまった私は物販で購入した玉井と有安のカレースナックをそれぞれお二方にあげるというキチガイじみた行動に出てしまう。

あれ、ももクログッズだってわかってもらえてたんだろうか?はたから見ればただのお菓子をくばるオバさん(おじさんだけど)だったのではないだろうか?

そしてしかも男性の方からは私が初ライブ参戦だという事で緑のサイリウムを貸してもらうという奇跡の出来事も起こる。(本当にあの節はありがとうございました)

お二方ともライブ中はとでも頼もしいコールで玉井と有安を応援していた。これに私も乗っかったのはいうまでもない。

思い返せばこの方達と玉井と有安の良さについて熱く語りたかったなぁなどと思ったりするがそれは超迷惑だろうし、実行しなくてよかった…。

そんなこんなでももクロちゃん初ライブはとてもとても楽しい思い出になったのであった。今でも京セラドームを見ると、ももクロちゃんの事しか思い浮かばない。あれはももクロドームだ。


そしてもう一つ強烈に印象に残ってる出来事が京セラドームライブ数ヶ月前に起こっていたのである。