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ただひたすらにひとりごと

しおりん、玉ちゃん、玉井さん、そう玉井詩織のソロ曲12ヶ月連続発表プロジェクト

アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーで、メンバーカラーは黄色担当、キャッチフレーズは「食いしん坊でみんなの妹」

 

だった少女はアッというまに大人になり、可愛さと美しさに磨きをかけて、いまや「ももクロの若大将」になったわけだが。

そんな「ももクロのしおりん」こと玉井詩織ちゃん。

何を隠そうワタシはしおりんのファンである。

 

いわゆる芸能人、俳優、ミュージシャン、タレントと様々に芸能活動をしている方の中でも、1番応援しているのはもちろん「黒宮れい」クン。

なのではあるが、アイドル界隈では玉井詩織ちゃんも応援したい人、筆頭なのです。

 

しかしあれだな、今年の元日にれいクンが最強アイドルペアとして金子理江ちゃんと再び組んで「REIRIE」としてアイドル復活したのでこの言い訳は少々苦しくなるな。

 

ここでどうでもいい事を白状しておくが、全ての1番は黒宮れいクンで当然なのですが、アイドル界では玉井詩織ちゃんがいて俳優界になると小松菜奈クンがいて。

さらにその俳優界の中で菜奈クンとともに坂ノ上茜ちゃんがいるわけです。

 

わけです。の意味がわからんが?とは自分でも思うのだが、とにかく大好きな有名女性はこの4人であり無条件に応援したい四天王なわけであります。

その他その時々で応援したくなる女の子達は他にもいたりするのではあるがそれは「かわいい至上主義」者としては必然的に致し方ないこと。

そしてこのあたりの応援姿勢は当然各々多少異なる事も承知していただきたい。

 

ま、そのへん今回の本題とは少々ズレるのでここまでにしておく。

 

そう今回の本題とは、玉井詩織ちゃんのソロ活動史上!今年西暦2023年令和5年のビックプロジェクト!12ヶ月連続!ソロ曲発表!の話。なのである。

(この話題もまぁ発表から半年以上も過ぎてるのですけれども。というかもう今年も後半なんですが。1.2.3.4.5月の楽曲の感想を言いたいなという気分で今回のエントリです)

 

ももクロメンバー内で唯一ソロコンサートを開催したことが無いしおりん。

ご本人も「私がソロコン?!いやいやいや、、」的な反応を見せることが多く、遠慮しているようにも感じる。

1人でライブする事に不安があるのか、自信がないのか、はたまた単に面倒くさいだけなのか。

しおりんの場合「う〜ん別にソロコン、やりたくないしな」とか普通に思ってそうではある。

しかしその自然体女子感がしおりんの魅力でもある。

 

まぁソロコンうんぬんの話は置いておいて。

それよりここで言いたいのは「アイドル歌手」としての「ソロ」活動の話。

 

思い返せばももクロメンバー内で初のソロ曲を披露したのはしおりんと「あかりん」こと今や女優の早見あかりちゃんの2人であった。

なぜ2人が選ばれたのかってのは、メンバー内のテコ入れ的なモノだったのかなと。

すでにキャラクターが確立しつつあった他メンバーと比べて、クールビューティーとみんなの妹の強化と言うか。

 

あかりんはその後すぐ脱退してしまったのでソロ曲続編はなかったのだが、ゆいつのソロ曲「fall into me」。曲調はミクスチャーロック(とは言い過ぎだが)で、しおりんの「…愛ですか?」はベタベタにベタなアイドルソングであった。

この楽曲の振れ幅は、ももクロの今後を模索する実験的な側面もあったのかな、などなど今思ったのだが、これもまた今回の本題とはズレるのでやめよう。

 

全然話が進まないな。

 

 

 

まぁとにかく結論から言うと。

12ヶ月連続しおりんソロ曲プロジェクトは最高じゃあないか!!!(あたりまえだ!!)

ということです。

 

まずなにが良いってしおりんの歌声がずっと聴ける。これが素晴らしい。

ソロなんだから当たり前のことを言ってるようだが、それが、ホントに、素晴らしい。

しかも12曲も。毎月新曲。スゴい。

 

今まで「愛ですか」と「涙目のアリス」を死ぬほど聴いてた身としては一気に12曲も増えるのは気絶するほど驚いた。うれしい。

(あと大好きなのは「さらば愛しき悲しみたちよ」のソロパート。あれは衣装もダンスも超かわいい。あとは「シャオイーシャオ」のしおりんやあのしおりんにこのしおりんと言い出したらキリがないのでやめておこう)

 

 

 

しおりんの歌声は、ももクロ他メンバーの百田、佐々木ほど特徴的ではない。

しおりんのかわいい歌声はクセもなくすんなり耳に入ってくるので、常に楽曲のバランスを保つ役割になるというか。

あまり目立たずに、どの曲にも馴染んでサラッと聴けてしまう。それを本人は無個性だと悩んだこともあるようだが。

しかしそれがしおりんの歌声の良いところであり、特徴であり、ももクロには欠かすことができない要素だ。

 

かわいらしい歌声といえば高城もそうだったのだが有安脱退以降、力強く歌うことが増えた気がする。それが高城の個性になりつつある。

 

などと音楽の専門的なことはわからないくせにエラそうな、まったくの感覚的な感想ですが。

 

とにかくそんなしおりんのかわいい歌声を、全編通して聴ける曲が増えるんだからどうしたって良いに決まってるのである。

企画が決まった時から「12ヶ月連続?!それ最高じゃあないか!」と思っていたけれど実際は想像以上に最高です。

 

そんなソロプロジェクトの1月曲、第一弾はタイトル「暁」。アカツキ

すごく仰々しいタイトルだ。スタッフ?本人?の気合いの現れなのか。

 

しかしこの曲、正〜直言って最初聴いた時はまったくピンとこず「なんだこの曲?」という感じだった。

常にちょっと高いキーで歌うしおりんにちょっと分類のわからない楽曲。まぁポップス?なんでしょうか?オフィシャルの曲紹介ではロックナンバーとある、、、

そうか、ロックなのか。

 

歌詞の方はちょっとしおりん本人にリンクしてる感じもあってそこを評価する向きもあるけど、いかほどか?とも思った。

作詞にしおりんの意向や思いがどこまで関係しているのかはわからないが、歌詞の言葉づかいがどうもしおりんっぽくなくて、、

あと曲調が忙しいというかテンポも早く感じる。(実際にはそんなに速くはない)

そのあたりもちょっとしおりんに似合ってないような、、、

 

というのが初聴きの印象、、、

 

なのだが!

なんだか悪口を書いてるようになってしまった。が、決して批判ではない。最初の印象の話。

 

何度もなんども聴くうちに、わかってまいりました、この曲の魅力が。

そしてこの一曲に詰まっているしおりんのかわいらしさも!!

くりかえし聴くうちに好きになってきまして、今では非常に楽しんで聴いている。

 

高音しおりんの可愛らしさ。

とにかくこの曲ではもう裏声なんじゃないかというくらいの声で歌ってる。サビはほとんど高音でちょっとつらそうなのだが。

しかしこの高音しおりん、聴けば聴くほどかわいいです。曲中で「れるー!」「てるー!」の語尾がすごく耳に残るんだけどそれがすごくかわいい。

そしてとくに2番目のサビから加速度的にかわいくなる。

「未来の手がかりー♪」の「がかりー」のちょっと鼻にかかった声のかわいさよ。

からの「道しるべなんだーああー!」の良さ。

からの!大サビ「なんだってできるって♪」の「って!」「胸が躍るの、もっと」の「もっ!」

のところの弾んだ歌声がかわいいったらありゃしません。

 

しおりんの歌声の可愛さについておさえておきたい事があるのだが、彼女は時折すごく鼻にかかった歌い方をする。

ももクロ初期の頃なんて「しおりん鼻が詰まってんの?」とか「風邪ひいてる?」くらいの歌声の曲もあるくらいだ。

鼻にかかったどころじゃない。

この不安定な声質で各曲こなして魅せてる自然体女子しおりん。プロデュース側も「かわいいから良し!」と思ってOKを出しているハズだ。

 

そこが最高だと思っております。

しおりんの鼻詰まり声、超かわいい。

 

 

聴き込むほどに曲の忙しさにも慣れてきた。

初聴きの時から「なんだかアニメっぽいというかゲームぽいというか、、」と思っていて。

んで制作陣をみて納得。

アイドルゲームなどのお仕事を多数されておられる方々でした。今の時代ならではの音楽ということで「暁」の曲調もなるほどなと。

さらにしおりんの後輩たちである多数のスタダアイドルにも楽曲提供されておられました。

そういうご縁もあったのね。

 

 

そして「暁」のかわいさはまだある。

それがジャケット写真だ!!

そう!あの横顔しおりん!超かわいい!!

なんちゅうかわいさですかあの写真。白と黒の和風の衣装や髪型がまず良いんですけど、とにかくまあ横顔がお美しい。

はちゃめちゃなかわいさ。

しおりんはかわいい方向にも美しい方向にも隙がないのが素晴らしい。

あと理解する人は少ないかも知れないが激推しポイントなのが、手が少し小さいところ。

とてもかわいい。

 

ジャケ全体のレイアウトも良し。100点満点です。レコードサイズで欲しい。

 

リアルなアルバム出さないんですかね??

レコードサイズの大判ジャケットで各月のビジュアル12枚をセットで中身はアナログレコードorCDの商品を是非。

何卒よろしくお願いします。

 

ただしおりん、、、申し訳ない。

「暁」は最初の入りが「なんだこの曲」だったので、ところどころちょっと面白くなってしまう箇所があります。

さっき良いって言った「道しるべなんだーああー!!」の「ああー!」が高音に疲れたしおりんのヤケクソに聴こえちゃう時があります。

つい微笑んでしまいますが、でもそれもかわいさの一部なんです。

あと最後の最後のサビ前の「見つけるよ!」

あれめちゃくちゃ歌いにくそうで大変そうなしおりんが可愛くてついつい微笑んでしまいます。

ああ、しおりんは本当にかわいい。

 

 

 

これが1月楽曲「暁」の感想なのだが、一曲このペースであと四曲。

まとめて書こうと思っていたのだが分けた方が良さそうである。

 

 

と思ったのだがノッてきたのでこの勢いで続ける事にする。

 

 

今回のソロ曲プロジェクト、第二弾となるこの曲を聴いて、やはり確信いたしました。

「やっぱりしおりんのソロはとてもとても良い!」という事を!(あたりまえだ!)

 

その第二弾、2月の曲「Another World」なのだが、しおりんの語りのような歌声から入るイントロからして「これは良いんじゃないか?」とカッと目を見開いた。

 

そこから始まる「Another World」

全編聴いて、おお、、、これは、、めっっちゃ良いい!!!と思った。

 

初聴きの印象では、「涙目のアリス」と同じ昭和ポップスを継承した曲だなと。

 

「涙目のアリス」とは、しおりんすなわち玉井詩織ちゃんの2曲目のソロ曲です。

(ソロ3曲目である「暁」まで10年、、、も間があいたのでついこないだまでしおりんのソロ曲はたったの2曲だったのである。その事実をふまえると今回の12ヶ月連続ソロ曲プロジェクトのモノスゴサが伝わるのではないでしょうか)

 

この「涙目のアリス」についてはそれだけで延々と語ってしまうので割愛するが、めちゃくちゃ良い楽曲です。

 

自分の中での「玉井詩織のソロ曲」の概念を形作ってしまった曲でもある。

ていうか「涙目のアリス」を聴いてワタシは玉井詩織推しになった。と言っても過言ではない。それくらい良い曲です。

 

 

余談だが、しおりんって「たまいしおり」って名前がもう可愛いよな。

なんだろう?字面?響き?「たまいしおり」と声に出して言いたくなるかわいさだ。

たまい、しおり。たまい、しおり。

 

まぁとにかく「アナザーワールド」の話。

曲調は昨今の流行りを反映して「シティポップ」というくくりで語られているようだが、それよりももっと単純に「ポップス」で良いと思う。

もっとくだけて言えば「歌謡曲」で良いんじゃないかと。

これが一番しっくりくる。

 

しおりん、玉井詩織に似合うのは「歌謡曲」だと思っているので。

実際めちゃくちゃハマってないか?

サウンドはもちろん、歌詞も良い。しおりんの実年齢に似合う年頃の女性の気持ち。

そして今回は恋愛ソングってのがいい。

 

この「恋愛ソング」というくくりには思うところがあって。

ももいろクローバーZはアイドルグループなのだが一般的な恋愛ソングはほぼ歌わない。(最初期の頃にちょろっとあるくらいで。「サボテンとリボン」?あれもちょっとちがうでしょう)

「愛」をテーマにした曲はあったりするけれど、それは大きく、家族や仲間や周りの人や、ファンに対しての愛だったりする。

彼女たちが10代の頃はそれが功を奏していた、というかそれもよかったのだが。

 

有安脱退事件以降、ももクロのプロデュースに関して、運営には「20代になってもいつまで同じ事やるねん」とイラッとしていた部分はなきにしもあらずで。

わちゃわちゃ無邪気な雰囲気をメンバーに演じさせる、まぁ演じては無いのかもしれないが、そういう一面はいくつになってもあるものではあるけれども、一体いつまで10代のノリでやらせるねん。とは思っていた。

 

あっという間に皆20代後半で、もっとやりようがあったんじゃないの?と思ってたんだが、それもまた人生。色々ある。

20代のももクロは「プライベートを優先させた結果」なのかもしれん。

 

そして「ももクロの活動」とは、ワタシのような変人ではなく最大公約数大多数のファンの方たちが喜ぶような活動のほうが大切だ。うん。

また話がズレた。

 

 

まぁとにかく「アナザワァ」の話だよ!

今のしおりんに恋愛ソングを歌ってもらうってのは素晴らしく正解だと思うのだ。

だってめちゃくちゃかわいいもの!この曲のしおりん!大正解だろ?!

 

そんでもって何がかわいいってまず歌詞がかわいい。

 

いつもグルグルと頭の中で想ってた、彼とのデートの日が来るわけだ。いつか見た、このビュリホデイ。

このさあ、付き合ってんのかどうかギリギリのしおりんがさあ、可愛い過ぎるでしょう!

めっちゃソワソワしてるやん!時間ないのにお化粧も決まんないやん!かわいい!!

 

そしてお気に入りの最強リップを装備して、いざ待ち合わせに行くわけだが、彼を見つけても手を振らないしおりん!

すぐに見つけてんのに!しおりん!

もうさあ、すごくしおりんっぽい。これ。

かわいいすぎる。

 

作詞家さんは天才ではなかろうか?

 

曲もとても良い。これだよ。しおりんソロで聴きたかったのは。

 

謡曲がいいとは言ったものの懐メロを求めているわけではない。

なのでこのサビ前のラップというか早口パートのしおりんがまたいい感じだ。

そしてその途中のしおりんのコーラスに注目してもらいたい。

 

♪「うん、なんてな感じで従う気分
Clothes are alright!」

 

ここの「オーライ!」のコーラス!

やまびこ?!いや、コーラスだ!

「オォラァィ」

か、かわいい。めちゃかわいい。良いですね。

 

後半での同じ箇所での「ソーグゥ!」も超かわいい。良い。

とにかくこの曲はしおりんのかわいいがあふれております。素晴らしい。

 

しおりんの歌声にしおりんのコーラスが入るというしおりん天国。

まことに素晴らしい。

 

 

 

音楽分析的感想が全く出てこないことをここまで読んでくださった方ならもうお分かりだろうし、コイツかわいいしか言ってねえな、ともお思いのことであろう。

 

これでいいのだ。

可愛い至上主義者であるワタシは、しおりんのソロ曲がいかに可愛くて素晴らしいモノであるかを書き記したいためだけにこれを書いている。自己満足。

広大なネットの海の中にて、偶然もの好きな方に読んでもらうことがあればなお嬉し。

 

なのでこのまま続けよう。

 

ようするに「アナザワールド」は玉井詩織ソロプロジェクトの方向性として、至極真っ当な楽曲だと思う。という事です。

 

このワタシの思う方向性で考えると、これは予告になるのだが次曲である3月期の「日常」と4月期の「Eyes on me」

この2曲もこれまた素晴らしくしおりんに似合っていてとても良いのであります。

当然ほめまくりであります。

 

そして「アナザワールド」はしおりんだけを映す瞳の彼としおりんの2人が輝いて終わる。

いや、2人のこれからが始まる(はず)。

素晴らしくかわいい世界観です。

 

いや〜この曲は良いわ。これをライブで聴きたいぞ!しおりん!!

と思ってたところ、なんと!2月の恒例バレイベで「暁」と共に歌ったそうではないですか!!!

クウーー!!この現場を見ることのできた、しおりん推しの方達は本当にうらやましい!!!

黄金体験です。それは。

 

しかし!イベント直後に一瞬ネットに上がったライブ版「アナザワールド」の動画はワタシも観ることができました。今は当然削除されているようですが。

これがねえ、、、もうめちゃくちゃかわいい!!

衣装は前年のももクリ衣装で、ツインテールの髪型の破壊力と相まって恐るべきかわいさ。

まことにはちゃめちゃなかわいさ!!

20代前半のしおりんは「いまさらツインテールとか、ねえ」なんて言って戸惑っていましたが、今でもやってくれるんですか!ありがたい!だってかわいいもの!!

そしてこの曲に対する振り付けが!

これもまためっちゃくちゃかわいい!!

 

あれはもうダンスとは言わない。振り付けです。あえて振り付けと言いたい。

 

見てもらえればワタシのキチガイブリがわかってもらえるはずなのだが。

権利関係のためか残念ながらこの「バレイベ」はソフト化されていない。

 

補足。バレイベとは?

ももいろクローバーZが2012年4月からメインパーソナリティーを務めるラジオ番組
ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo』(ニッポン放送をキーステーションに、全国ネットで放送中)の、番組発のイベント

である。

 

非常にもったいないのだが。

あのかわいさは手元に置いておきたいかわいさであった。

 

まぁとにかく「アナザワールド」は名曲だっ!

という事です。

たくさんの人に聴いてほしい。

 

 

 

2曲の感想を書いてるウチにもう9月曲も発表されてしまった。嬉しいけどハヤイ。ヤバい。

そして10月になってしまった。

 

この感想を書くのに1ヶ月ほど時間かかってるってのもどうかと思うが。

別にリアルタイムで感想を書く。という訳ではないのでいいのだが。

 

まぁとにかく、しおりんのソロ曲が毎月出るという幸せを2023年ずっと噛みしめております。

終わってほしくないなあ。