漫画と映画とアイドルと…

ただひたすらにひとりごと

2024が始まりましたが今年も玉井詩織ちゃん

しおりんソロの感想を考える事に時間を費やし過ぎてしまい、とっくに2023年が終わった。

 

おっさんになると1年なんてアッという間なのはそうなのだが、それを差し引いてもアッという間の1年間。

しかし振り返ると、とても充実した素晴らしい1年であった。

 

毎月毎月しおりんのソロ曲が発表され、毎日毎日それを聴き(通勤中に永遠リピート)さらに月を重ねるごとにレパートリーが増えるわけで。

 

ソロ曲が増える楽しみと全12曲という決まりがどんどんせまってくる寂しさ。なんという詩織様のツンデレ具合というか飴と鞭。

毎月しおりんから歌声にのせたメッセージが我々ファンに届くと言っても過言ではないこの贅沢、素晴らしくかわいい過ぎるアイドル活動!!

 

とにかく1年中しおりんの新しい活動が応援できたという、なんという贅沢な1年だったであろうか。

とてもありがとうしおりん。

 

とにかく玉井詩織の可愛いを堪能させていただいた、忘れられない2023だったのである。

ああ、しおりんは本当にかわいい。

 

 

と、ここから5月6月の楽曲の感想を始めようと思っていたのだが、昨年末に発表のビッグニュースに触れないわけにはいかないだろう。

 

 

そう。

なんとなんとなんと!!

ついについについに!!

た、玉井詩織お嬢が!!

ソロコンサート開催!!

 

マジか〜〜〜〜。うお〜〜。まぁなあ〜。

この15年間ソロ曲がたったの2曲だったしおりんが、こんだけ歌ったんだから普通にファンなら「ソロコン!」って気分になるのはわかります。

そして運営側もそのつもりで進めていたのかもしれない(というかそのつもりだったであろう)ってのもわかる。

 

が、ワタシ個人は「あ〜!ついにしおりんもソロコンやるのか〜!(嬉しいんだけど複雑な気分)」になった。

わかってくれる人はいるだろうか?

 

いや、嬉しいんですよ!?めちゃくちゃ嬉しいのは当たり前だし、ソロコンのソフトが出たら保存用、観賞用、贈答用、観賞用(予備)と少なくとも4枚は買う。

 

複雑な気分ってのは、ここまでかたくなに、というかなんとなく?ソロコンをやってこなかったしおりんが、とうとうソロコンサートをやるって事に一抹の寂しさを感じたからだ。

 

非常に勝手な話だが、しおりんに対して「オレたちの推しはソロコンなかなかやってくれないってのがファンキーでかわいいところなんだぜ!!」という、(はた迷惑な)想いをワタシはもっていた。

ちょっとした特別感といおうか。

 

なので「ああ、しおりんもとうとうソロコンをやらざるをえなくなってしまったんだな」という気持ちを感じてしまった事が(超勝手な)寂しさの理由である。

 

本当に非常に勝手ではた迷惑な話ではあるが、しおりんにはこのまま、のらりくらりとソロコンを回避し続けて結局やってくれない方が面白いよなあ。などと思っていた。

(まぁ多くのファンはソロコンを望んでいたわけだし、変人のタワ言などゴミの意見なので。よってどうでもいいのだが)

 

とにかくそういう思いがあったのだ。

あったのだが。

 

 

年末に公式がおこなった"玉井詩織はまだまだ終わらない"と題したYoutube配信にて、しおりん自身のソロコンに対してのメッセージがあった。

いわく「1年を通してソロ曲を歌ってきて直接皆さんにお届けできる場があったらなと思いがありまして、ようやくです、重い腰を上げました。笑」

(ネットニュースから抜粋)

とのこと!!!

文言は抜粋だがその配信はきっちり観た。

(スタッフさんとわきあいあいとお話しをし、プレゼントにひとつひとつ驚くしおりんは本当にかわいくてたまらない。周りの人達にとても愛されてる事がよくわかる素敵な配信であった)

 

そうか〜しおりんがそう思ったのならなあ!

やろうぜ!ソロコン!!と思ったのだが。

 

しかし、、、しおりんホントにそう思ってんのかな?という疑念は晴れない。笑。

なんせ15年間芸能人やってても、全く芸能界スレしない自然体女子全開の玉井詩織だ。

 

「ソロ曲色々作りたくなったから作ったけどそれとソロコンは別の話。エヘヘ」とか「1人でライブとかムリ!間がもたない!」など、今までのしおりんならサラッと言ってしまってもおかしくはない気はしてる。

しかし一方で、でももう大人だし夏菜子ちゃんのソロコンも観てるし「こんだけ曲出しといてソロコンしないのもなぁ。夏菜子も2回目やってるし、、、あたしもやるか!」って思ってそうなのもすごくしおりんっぽい気もする。

 

まあしかし、どっちにしても!かわいい!!

とにかくしおりんが決めたソロコン開催は2024年におけるとてもおめでたい超ビックニュースなのであった。

(ちなみにソロコンチケット。当然申し込みしたが当然のごとく落選。残念なんだが仕方ない、、、って当たり前だよ!AEにも入ってないくせに!玉井詩織ファン何千万人いると思ってんだ!!このハゲタコ!!と自分を罵倒)

 

 

しかし!!そしてさらにですよ、なんとなんと、2月に新曲が発表されるんですと!!!

 

これもめちゃくちゃ嬉しい!!

年の瀬案の定「しおりんソロロス」にはまり込んでた我々しおりん推しにとって、まさに救いの女神の一言であった。

そう、しおりんは女神なのである。

(しおりんが女神なのはゴウンのMVをみれば一目瞭然なのだ)

 

ああ、しおりんは本当に本当にかわいい。

 

 

という2024新年玉ちゃんニュースだったのです。

めちゃくちゃ大きな報告ありがとう、しおりん。

 

 

 

 

 

ワタシのしおりんソロ曲感想は2023のまだ5月。ですが気長にまいりましょう。

 

 

5月曲ですよ!

「Spicy Girl」であります。

スパイシーガール。これは初聴きの時びっくりし過ぎて笑ってしまった。(毎度何回も言うがこれは決してバカにした笑いではない。嬉し笑いだ)

 

イントロからの「カムショミョトゥセィ〜〜アショユマイハァドルクサイナァ」でまず、おお!しおりん!かわいい歌声だけどなんかオモロいぞ!と思ってしまいまして。

んで続いて「カムショミョトゥセィ〜〜アィジャスワナビァスパイシガァ↑ル」のガァ↑ルのところで、うわ!しおりん!カッコいい?けど聴いててなんか恥ずかしい!と思ってしまった。(これはあくまでも初聴きの時の感想です)

 

恥ずかしがり屋で知られるしおりんだが、意外とこういうトコロは仕事として割り切ってるのか照れずにスパッと決めてくる。(まぁ照れてたらレコーディングにならないんだけど)

そしてそういうトコロは、ももクロ全体としての良さでもある。しおりんだけではなく、ももクロはメンバー全員そういう誠実さがある。

楽曲のコンセプトや意味合いに寄り添ってパフォーマンスできる強み。とでも言おうか。

そういうトコロがとてもカッコいいももいろクローバーZ。素晴らしいのであります。

 

んで、続いてなんと!そこから後の歌詞までもまさかの全編英語歌詞!!思わず「おいおい!全部英語なの!」と口に出して驚き「これはオモロ枠曲やんか!!」と楽しかった。

 

のだが。

実は正直、初聴きの時は全編英語でこのサウンドは一体誰に向けての楽曲なんだ??とも思ってしまったりもした。

「暁」の時にもちょびっと思ったことだが。

誰に向けてってそりゃ当然ももクロファンであり、さらにしおりん推しの玉井詩織ファンに向けた楽曲なのではあるけれど。

 

けど、たとえば街中やネットなどで偶然この曲を聴いたとして、そこから玉井詩織ファンになる事があるんだろうか?(売り上げ至上主義ではないのだが、やっぱりしおりんソロでヒット曲が出た!なんて事になれば嬉しいんだけど、でも安易に流行りにのった曲作られてもそれはそれでイヤだな、というクソめんどくさいオタクのたわごと)

などという玉井詩織ファン、しおりん推しにあるまじき考えがふと頭によぎってしまったのである。

(何度も言いうがこれはあくまで初聴きの印象であって、ナンクセつけたいわけではない)

 

そしてこんな事わざわざ書かなくてもいいんじゃないか?誰かが読んだ時に批判してると思われるのでは?

とも思ったんだけど、ここはしおりんの可愛さをつづりたいだけのワタシの日記だし、そもそも誰も読んでないので。そのあたりはあまり気にしないようにした。ので書いとく。

 

 

なんてグダグダ思ったわけだが。

しかし何度も聴くウチに、ある時フト「あ、こりゃ80年代あたりのアメリカンポップスを再現してんのかな?」と思うようになった。

音楽に詳しくはないので漠然としたイメージだけなのだが、シンディ・ローパー的な感じ?みたいに思ったのである。

そうなると途端に理解が深まるというか、やっぱりしおりんのソロ曲はいにしえのポップス、歌謡曲を軸に展開してんだな、と勝手な解釈(該当しない曲も多数あるが)で納得。

 

 

するとどうだろう、気がつけばサビのメロディを口ずさんでるほどこの曲を気に入ってることに、自分でもおどろいた。

 

作詞作曲はTeddyLoid氏

昔からももクロちゃんと縁のある方だがリミックスや客演などはあっても、曲をまるまるプロデュースってのは今回が初めてではなかろうか。

あーりんボーカルで1曲あるけれど、あれはTeddyLoid個人のアルバムにあーりんがゲスト参加なのでちょっとおもむきが違う。

 

先のYoutube配信でディレクターの方が言っていた「(TeddyLoid氏は)ちょっとマドンナをイメージして作ったそうです」とのことだが、これは曲調うんぬんよりも歌詞の内容のことだろう。

シンディローパーではなかったがマドンナかあ。

 

「spicy girl」というタイトルもマドンナの「material girl」と対になっていると思われる。

歌詞の方は英語もできないバカなのでGoogle先生の直訳に頼るしかないのだが。

印象としてマテリアルガールはその意味のごとく物質主義拝金主義の冷めた女の子であり、スパイシーガールは情熱的なホットな女の子。

やはり対照的であった。

 

直訳だとどの程度の意味合いなのかわかりづらいのだが、かなり恋愛に自由奔放で情熱的なまさに「スパイシー」な女の子の歌だった。

この歌詞を芸能界に15年もいて全く業界スレしない「超自然体女子(天然)」な玉井詩織ちゃんに歌わせるTeddyLoid。

おみそれしました。お見事です。

 

余談だが、できれば公式の方でニュアンスを含めた日本語翻訳歌詞をお出しして欲しかったりもする。

 

しおりんいわく「ノリノリの英語の曲♪♪」(←かわいい)とのことだが、サウンドは氏の得意とするテクノポップで確かにノリノリであるところもイイ。

なので楽曲の方も噛めばかむほど味が出る、スルメのような良曲です。

 

そしてさすがの我らがしおりん。英語であっても、あたりまえに歌声がかわいくて良い。

当然歌声は言語に関係なく響いてくるものではあるけれど、しおりんの場合その上かわいいが伝わってくるんだから毎度「この可愛さは何なのだろう?」という哲学的思考になってしまう。

 

そう。しおりんのこの歌声のかわいさというのは一体なんなのだろう?

とは常々思っていたのだが。

 

高音域の歌声が良いというのは確実にある。

高音域になると裏声のような歌唱方になるしおりん。ワタシはこの感じが大好きだ。

音楽的知識皆無なのでよくわかってなかったのだが、ももクロファンならご存じの音楽家武部聡志氏が「ジブリをうたう」というトリビュートアルバムで「風の谷のナウシカ」の歌い手にしおりんを抜擢していて、その理由を述べている中に「詩織のプレーンな歌い方、ちょっとハスキーな声」とおっしゃっていて、カミナリに撃たれたような気持ちになった。

 

そうか!!オレはしおりんのハスキーボイスにやられていたのか!!と。

そうか〜しおりんの裏声的なのもハスキーっていうんだな。てっきりハスキーボイスって酒焼けしたしゃがれ声の事かと思ってたよ(偏見)

このしおりんのハスキーボイスは6月曲「泣くな向日葵」でも恐ろしく発揮されます。

 

結果わかったこと。

しおりんのかわいい歌声が好きです。しおりんのハスキーボイスはも〜っと好きです。

と、いうことだ。

なぜかわいいのかの理由にはなっていないが、しおりんはかわいいんだから仕方がないしそれで良い。

 

あ、あと言っとくとしおりんはコーラスもかわいいんだ。

この「spicy girl」でもサビあとの「イェィ」や「ワァンワァ、ワンワンワァワァアワァアワァア」などまいきょにいとまがない。素晴らしいよな!

 

 

ということで、5月曲の感想だったのだがブログ一本書くのに3ヶ月弱もかかってどうする。

2月の新曲どころかソロコンも終わってしまった。

なので12colorsで1、2を争う名曲である6月曲「泣くな向日葵」の感想は次回に持ちこすことにする。

 

この曲はねえ!めちゃくちゃ可愛い!超名曲です!しかもしおりんの誕生月の6月でテーマカラーはイエローだ!黄色だ!このヤロウ!!まいったか!!

これは次回も長くなるな。

 

ああ、しおりんは本当にかわいい。

 

 

玉ちゃんソロ!SHIORI TAMAI 12 colors3月4月の楽曲!

なんだかんだしてるあいだに10月期の曲「宝石」も配信され、そのうえさらに11月になってしまった。

 

このスペシャルイヤーもあと2ヶ月しかない。

という事は楽曲も残すところあと2曲。

イヤだ。ツラい。

今年が終わると大きな「しおりんソロロス」が来る!のがわかっているので怖い。

 

しかし、なんて落ち込んでいる場合ではない。

まだあと2曲もあるではないか!!毎月毎月しおりんの新曲が聴ける幸せがまだ続く!

そう!今年はしおりんファン玉井詩織推しにとって、なんと素晴らしい1年なのだろうと感慨深くもあるのだ。

ああ、しおりんは本当にかわいい、、、

(って言ってる間に11月曲も発表された)

 

しおりんかわいい。といえば先日、今年の春頃に放送されたしおりん出演の某番組をYoutubeで拝見したのだが、これがまた素晴らしく可愛い内容で面白すぎた。

 

番組内のいち企画でのVTR出演だが、共演する芸人古坂大魔王氏の手腕もあって、普段のももクロ的演出では出てこないと思われる、しおりんのさらにかわいい一面が見れた気がする、とても見所の多い動画であった。

 

天然しおりん

 

その動画を見てて気がついたのである。しおりんって実は天然なのでは?と。昔からうっすらとそんな気はしてなくもなかったのではあるが。

天然、、、コレがしおりんの可愛さにつながっているのは確実だ。

 

しおりんが天然?この事実に疑問を持つファンの方もいるであろう。

 

ももクロファン界隈では、あらゆる事を何でもこなす「スーパーサブ」やら「器用貧乏」などの異名を持っているしおりん。

 

ももクロのブレイク当初、彼女がライブでのアオリや攻撃的なMCを担当する事が多かったことや、冠番組ももクロchan」での的確なツッコミや気の利いた一言が効いていた事実。いろんな企画のアシストができる有能さ。

そして本当になんでもこなしちゃうので、今もなお「ももクロちゃんのしっかり者」のイメージが定着しているのだが。

 

しかしその一方でそのまた昔は、メンバーと街中を歩いてる時に「私たちがももいろクローバーです!」と叫んで周りの皆を困惑させたり、悲しくなるとすぐに泣いちゃったり、思った事をすぐに口にするなどの「ももクロの野生児」「自由奔放」なキャラクターという個性もあったしおりん。かわいい。

 

 

ももクロは今年で15周年になる。

そんな長いアイドル活動の中でメンバーは皆日々変化してきたわけだけど、ここにきて実はしおりんってあの頃の自由奔放さを失ってないのでは?と思った。

自由奔放=天然。

今回の番組を見て、そうか!天然!これこそがしおりん玉ちゃん玉井さんであり、アイドル玉井詩織のかわいさにつながってんだな!と確信した。

 

番組のメインMCである芸人南海キャンディーズ山里亮太氏のツッコミによって、しおりんの天然さに気がつけた。

たとえば

電車と並ぶ古坂大魔王を見て、全然意味がわからんのだけど「古坂さんがちっちゃく見える!」と言ったり(かわいい)

あきらかにエビを揚げた料理を見て「これエビかなぁ」と言う(かわいい)

罰ゲームでカメラに向かってかわいいセリフを言え、というくだりで涙目になるほど恥ずかしがる(かわいい)

目指してた滝を見て(わぁスゴい!とか綺麗!とか言う前に)「思ってた滝じゃなかった!」とか言っちゃう(かわいい)

などなどをツッコまれるわけだが、長年芸能界にいるのにこの自然体女子感のコメント力や対応はもう天然であり、そしてそれが、芸能人だからって、へんにスレる事がないままここまできた、かわらない玉井詩織ちゃんの素晴らしいところなのであります。

 

あのバカリーダー(ほめてます)と言われていた夏菜子ちゃんですら、ある頃をさかいにももクロをお仕事としてしっかり考えながら発言している様に見える時があるし、

(とはいえ未だボケたリアクションやコメントは多いにあるのだが)

あーりんはずっとしっかり者で、れにちゃんは人妻になった(笑)

 

かつて「みんなの妹」と呼ばれた少女は、なんでもこなす「スーパーサブ」なお姉様に成長した、、、と思ってたら実は1番自由奔放に活動してきた結果、一周回って

ももクロスーパーサブな綺麗なお姉様だけどやっぱり絶対みんなの妹」という名のスーパーアイドルになっていたのである。

アイドル15年目にして天然期に入ったしおりん。とても素晴らしく可愛いのであります。

 

番組内ではその他「ねぇ酔っちゃう」とか「ねぇヤダ」とか「よっしゃぁ勝負ねぇ」とかかわいい言葉が無限に出てくるしおりんなのであった。本当にかわいい。

 

 

 

なんの話だったっけ?

そう!!しおりんソロ曲3月4月の話だよ!!

 

3月曲の「日常」

4月曲「Eyes on me」

 

ずばり、この二曲は名曲です。しおりんソロとして素晴らしく完成度が高い。

 

まずは3月「日常」から。

イントロのポワポワしたかわいい音から寝起きのしおりんのかわいい語りが始まる。

あと少し眠ってたいけど♪

眠っててもいいよ!

でもがんばって起きるしおりん。

陽だまりの窓開ける〜♪

 

からのBメロ「部屋の〜隅にぃ〜」の「にぃ」のところ!ここ!ここを聴いた瞬間にキター!!と感じた。

直感的な感想しか書けないのでこう言うしかないのだが、とにかくこの一節を聴いた瞬間「シンガーっぽい!(笑)しおりんかわいい!」と激しく思った。

笑ってしまってバカにしてるようだが決してそうではない。純粋に歌、曲としてとても良いと思ったのだ。

嬉しい笑いなのだ。

 

そしてそこから始まるサビの良さときたら。

徐々に盛り上がる伴奏に重なるしおりんの歌声がとても心地よい。

そして「あるがままの私を、見つけだしたい気持ち」と歌うしおりん。

ここからこの曲は爽やかな朝のしおりんから、いそがしい日常に追われていた悩めるしおりんの歌へとかわってゆく。

 

そして次に心にくる歌詞が。

「傘を閉じて何が見えるだろう?ただ素直になれたらいいのに」

 

これにはやられた、、、

あの自由奔放でももクロの野生児とさえ言われたしおりんが、実は「もっと素直になりたいな」と思っていた。と言う事でしょう!

ガーン!ときました。この歌詞には。

しかも傘を閉じて、という事は雨は上がったばかりで、きっとしおりんは空を見上げてたと思うんだな。その上を向いた姿で「素直になりたい」と思った情景が頭に浮かんで、、、

この状況にめちゃめちゃ萌えるのはワタシだけでしょうか?まぁすべて妄想ですが。

 

しかし妄想だとしてもめっちゃ切なくて可愛くないですか?そんなしおりん。あんなに自由そうに見えて、でも本人的にはそうじゃないなんて。

乙女心は儚くかわいい。

 

 

ここでワタシが思い出したのはしおりんにまつわる過去のインタビュー。

ひと昔前にクイック・ジャパンという雑誌で、一時期定期的にありとあらゆるももクロ特集がおこなわれていたのですが、その中での一編、玉井詩織特集号での話。

その特集では「私は私のことがよくわからない」という玉井詩織本人に代わってメンバーが玉井詩織を語るインタビューページがあった。

その中で高城れにが話したエピソードがそれだ。

 

れにちゃんいわく「なんでもない時に急に玉さんが「なんか、めんどくさい性格でごめんね」と言ってきた」という話なのだが。

その事についてれにちゃんは「誰にだって自分がわからない時期はあるし、とことん悩んで欲しい、それが普通だよ」と言っていたのだが、しおりんにもそういう「人に迷惑かけているな、そんな自分イヤだな」と思っていた時期があったというわけで。

この特集ではあーりんも「玉井は「しおりんぽいってなんなんだろう」っていつも考えてる」と語っている。

我々ファンにはいつも楽しそうな姿を見せてくれていたけど、色々悩むこともあったんだよな、しおりん、、、

と、いうことを思い出した。

 

 

余談

特集内では「しおりんは泣き顔が1番かわいい」とも、あーりんは言う。

激しく同意します。もちろん普段から泣き顔以外も1番かわいいんですけれども。

余談終わり

 

 

そんな悩めるしおりんの気持ちを歌ったこの曲はとても良い物です。(本当にしおりんの気持ちかどうかってのはさておき、ワタシの勝手な妄想ではそうなのであります)

 

「あるがままの私はどんなふうに笑うの」という歌詞もとても切なくかわいいですね。

ここの「笑うの」の歌声もいい。

あるがままの自分を得たしおりんの素敵な笑顔が曲の中からかいま見える。

 

切ない歌詞がのる曲が絶えず明るい感じなのも前向きな感じがしていつまでも聴けます。

 

似合わないと思っていた好きをまとい自由になり新たな日常を歩んでいくしおりん。

今日が特別な毎日になるように、、、

名曲です。

 

 

 

さて音楽制作的知識皆無なワタシが何をもってして名曲か?と言っている事に疑問を持つ方も多いと思うが、基準ははっきりしているのでご了承ください。

 

玉井詩織のソロ曲として、歌詞が彼女に似合っているのか?歌声に楽曲が寄り添っているのか?聞いていてよどみなく気持ち良く聴こえるか?なにより可愛くできているのか?などと、ただの主観的な、ともすれば独りよがりな、いや、非常〜に独りよがりな判断基準でもってしてジャッジしております。

あしからず。

 

しかし、でもこの感覚、あながち間違ってない気もするんだけど。

まぁ可愛いかどうか?ってのは、しおりんのパワーをもってすればどれもこれも可愛く仕上がるので愚問なのだが。

 

 

 

4月曲「Eyes on me」

 

これもまた名曲です。

この曲で特筆すべきはまず、曲中しおりんの歌声が全て超絶かわいいということ。

 

「おい!しおりんの歌声はどれもこれも全部かわいいだろうが!このヤロー!」とは自分でも思うのだが毎日毎日聴いていて、ある時ふと

「ちょっとまて、、、このしおりんの声めちゃくちゃかわいくねえか?!」と気がついたのであります。

 

前回1月2月曲の時にも書いたが、しおりんの歌声は曲によってかなり印象がかわる。

今回はめっちゃコンディションが良い。いや、悪い時があるというわけではない。今回特にかわいい歌声になってる。ということ。

(かわいい鼻声(いや花声と呼ぼう)の時もあるって話)

さすがに近年はそんなに差が目立つことは無いのだが、しかしよ〜く聴くとやはり多少の揺らぎのような微妙な違いはあったりする。

 

まぁとにかくこの曲「Eyes on me」での歌声はとても澄んでいてとても可愛いのであります。かわいらしい、と言った方がしっくりくるかもしれない。

 

この可愛らしさは歌詞とメロディによるところも大きい気がする。

まず歌詞の一節一節の語尾がやさしい、というか強くない?ので耳心地がいい。

なの、いの、たの、まる、てる、れる、よう、こう、るよ、

話し言葉で丁寧な女の子口調になってるところがその理由だと思われる。

(単に優しくかわいく歌ってくださいとディレクションされただけかもしれないが)

 

ベースとなるリズムのドッドッドッも心地よく間に入るドドッドドッドドドッドドってビートも気持ちいい。

そしてそのリズムは効いているけど優しく感じるメロディのおかげもあり、可愛らしさが優先されている。気がする。

 

効果的に入るポロロロ〜ンって音とパアッて音も好き。音楽的教養がまったく無いので全然うまく説明できていないが。

 

まぁとにかくサビの「イェべィビーアイズオンミー」の直後のパアッ!と「私のドラマが始まる」の直後のポロロロ〜ンの事です。

この音がすごくいいアクセントになってて、聴いていてこれまた気持ちがいい。

 

歌詞については正直、最初に聴いたときには「新しい私のドラマが始まる」「自分史上最高のstyleで華麗に生きよう」と言われて、「懐かしい感じのすげー歌詞がきたなぁ」と思ったんだが、しおりんが歌うと懐メロ感を出しつつもかわいくおさまるので全然アリになるのである。

 

歌詞も曲も90年代のトレンディドラマのような雰囲気なのだが、これはもちろん狙ってやっている事なのでしょう。

間奏もなんだかトレンディでアーバンな感じだ(バカにしているわけではない)この作品にハマっていてとても良いと思います。

 

「涙目のアリス」がしおりんにめちゃハマっていたからだと思うが、基本どのソロ曲も少し昔の歌謡曲やポップスを意識してつくっているような気がするんだけど、それはワタシのようなおっさんのファンにはバッチリピッタリはまるんですけど、若者のしおりんファンにはどう聴こえるのだろうか?

 

たとえばYOASOBIたとえばAdoのようなインパクトのある短い前振りに印象的なサビがメインの今どきの曲と比べると造りが全く違うので、どういう印象になるのだろう。

 

いや、そんな余計な心配は無用だな。

 

それよりもこの曲で最高にかわいい瞬間は最後の語り調のラスサビである!(まぁ全編かわいいんだけど)

「夢見てるスベテを叶えよう、真っ新なステージが呼びかけてる、揺れる世界、でももう迷わない、輝き続けるよ」

これがもう歌っているのか語っているのかわかんないくらいに、しおりんのかわいい声があふれ出ていると思うのです。

とくに「ゆーれるーせーかぁい」の優しい声は超かわいいですね。

皆もぜひ集中して聴いてください。

 

各曲の作詞、作曲、制作陣の皆様、今回も素晴らしいお仕事ありがとうございました。

 

言い忘れるところだったが今回もジャケ写が超かわいい。しおりん足長すぎる。

「日常」の髪の長いしおりんも素敵です。美しい。

かわいいと美しいが同居するスーパーアイドル玉井詩織

応援するしかないでしょう。

 

 

しおりん、玉ちゃん、玉井さん、そう玉井詩織のソロ曲12ヶ月連続発表プロジェクト

アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーで、メンバーカラーは黄色担当、キャッチフレーズは「食いしん坊でみんなの妹」

 

だった少女はアッというまに大人になり、可愛さと美しさに磨きをかけて、いまや「ももクロの若大将」になったわけだが。

そんな「ももクロのしおりん」こと玉井詩織ちゃん。

何を隠そうワタシはしおりんのファンである。

 

いわゆる芸能人、俳優、ミュージシャン、タレントと様々に芸能活動をしている方の中でも、1番応援しているのはもちろん「黒宮れい」クン。

なのではあるが、アイドル界隈では玉井詩織ちゃんも応援したい人、筆頭なのです。

 

しかしあれだな、今年の元日にれいクンが最強アイドルペアとして金子理江ちゃんと再び組んで「REIRIE」としてアイドル復活したのでこの言い訳は少々苦しくなるな。

 

ここでどうでもいい事を白状しておくが、全ての1番は黒宮れいクンで当然なのですが、アイドル界では玉井詩織ちゃんがいて俳優界になると小松菜奈クンがいて。

さらにその俳優界の中で菜奈クンとともに坂ノ上茜ちゃんがいるわけです。

 

わけです。の意味がわからんが?とは自分でも思うのだが、とにかく大好きな有名女性はこの4人であり無条件に応援したい四天王なわけであります。

その他その時々で応援したくなる女の子達は他にもいたりするのではあるがそれは「かわいい至上主義」者としては必然的に致し方ないこと。

そしてこのあたりの応援姿勢は当然各々多少異なる事も承知していただきたい。

 

ま、そのへん今回の本題とは少々ズレるのでここまでにしておく。

 

そう今回の本題とは、玉井詩織ちゃんのソロ活動史上!今年西暦2023年令和5年のビックプロジェクト!12ヶ月連続!ソロ曲発表!の話。なのである。

(この話題もまぁ発表から半年以上も過ぎてるのですけれども。というかもう今年も後半なんですが。1.2.3.4.5月の楽曲の感想を言いたいなという気分で今回のエントリです)

 

ももクロメンバー内で唯一ソロコンサートを開催したことが無いしおりん。

ご本人も「私がソロコン?!いやいやいや、、」的な反応を見せることが多く、遠慮しているようにも感じる。

1人でライブする事に不安があるのか、自信がないのか、はたまた単に面倒くさいだけなのか。

しおりんの場合「う〜ん別にソロコン、やりたくないしな」とか普通に思ってそうではある。

しかしその自然体女子感がしおりんの魅力でもある。

 

まぁソロコンうんぬんの話は置いておいて。

それよりここで言いたいのは「アイドル歌手」としての「ソロ」活動の話。

 

思い返せばももクロメンバー内で初のソロ曲を披露したのはしおりんと「あかりん」こと今や女優の早見あかりちゃんの2人であった。

なぜ2人が選ばれたのかってのは、メンバー内のテコ入れ的なモノだったのかなと。

すでにキャラクターが確立しつつあった他メンバーと比べて、クールビューティーとみんなの妹の強化と言うか。

 

あかりんはその後すぐ脱退してしまったのでソロ曲続編はなかったのだが、ゆいつのソロ曲「fall into me」。曲調はミクスチャーロック(とは言い過ぎだが)で、しおりんの「…愛ですか?」はベタベタにベタなアイドルソングであった。

この楽曲の振れ幅は、ももクロの今後を模索する実験的な側面もあったのかな、などなど今思ったのだが、これもまた今回の本題とはズレるのでやめよう。

 

全然話が進まないな。

 

 

 

まぁとにかく結論から言うと。

12ヶ月連続しおりんソロ曲プロジェクトは最高じゃあないか!!!(あたりまえだ!!)

ということです。

 

まずなにが良いってしおりんの歌声がずっと聴ける。これが素晴らしい。

ソロなんだから当たり前のことを言ってるようだが、それが、ホントに、素晴らしい。

しかも12曲も。毎月新曲。スゴい。

 

今まで「愛ですか」と「涙目のアリス」を死ぬほど聴いてた身としては一気に12曲も増えるのは気絶するほど驚いた。うれしい。

(あと大好きなのは「さらば愛しき悲しみたちよ」のソロパート。あれは衣装もダンスも超かわいい。あとは「シャオイーシャオ」のしおりんやあのしおりんにこのしおりんと言い出したらキリがないのでやめておこう)

 

 

 

しおりんの歌声は、ももクロ他メンバーの百田、佐々木ほど特徴的ではない。

しおりんのかわいい歌声はクセもなくすんなり耳に入ってくるので、常に楽曲のバランスを保つ役割になるというか。

あまり目立たずに、どの曲にも馴染んでサラッと聴けてしまう。それを本人は無個性だと悩んだこともあるようだが。

しかしそれがしおりんの歌声の良いところであり、特徴であり、ももクロには欠かすことができない要素だ。

 

かわいらしい歌声といえば高城もそうだったのだが有安脱退以降、力強く歌うことが増えた気がする。それが高城の個性になりつつある。

 

などと音楽の専門的なことはわからないくせにエラそうな、まったくの感覚的な感想ですが。

 

とにかくそんなしおりんのかわいい歌声を、全編通して聴ける曲が増えるんだからどうしたって良いに決まってるのである。

企画が決まった時から「12ヶ月連続?!それ最高じゃあないか!」と思っていたけれど実際は想像以上に最高です。

 

そんなソロプロジェクトの1月曲、第一弾はタイトル「暁」。アカツキ

すごく仰々しいタイトルだ。スタッフ?本人?の気合いの現れなのか。

 

しかしこの曲、正〜直言って最初聴いた時はまったくピンとこず「なんだこの曲?」という感じだった。

常にちょっと高いキーで歌うしおりんにちょっと分類のわからない楽曲。まぁポップス?なんでしょうか?オフィシャルの曲紹介ではロックナンバーとある、、、

そうか、ロックなのか。

 

歌詞の方はちょっとしおりん本人にリンクしてる感じもあってそこを評価する向きもあるけど、いかほどか?とも思った。

作詞にしおりんの意向や思いがどこまで関係しているのかはわからないが、歌詞の言葉づかいがどうもしおりんっぽくなくて、、

あと曲調が忙しいというかテンポも早く感じる。(実際にはそんなに速くはない)

そのあたりもちょっとしおりんに似合ってないような、、、

 

というのが初聴きの印象、、、

 

なのだが!

なんだか悪口を書いてるようになってしまった。が、決して批判ではない。最初の印象の話。

 

何度もなんども聴くうちに、わかってまいりました、この曲の魅力が。

そしてこの一曲に詰まっているしおりんのかわいらしさも!!

くりかえし聴くうちに好きになってきまして、今では非常に楽しんで聴いている。

 

高音しおりんの可愛らしさ。

とにかくこの曲ではもう裏声なんじゃないかというくらいの声で歌ってる。サビはほとんど高音でちょっとつらそうなのだが。

しかしこの高音しおりん、聴けば聴くほどかわいいです。曲中で「れるー!」「てるー!」の語尾がすごく耳に残るんだけどそれがすごくかわいい。

そしてとくに2番目のサビから加速度的にかわいくなる。

「未来の手がかりー♪」の「がかりー」のちょっと鼻にかかった声のかわいさよ。

からの「道しるべなんだーああー!」の良さ。

からの!大サビ「なんだってできるって♪」の「って!」「胸が躍るの、もっと」の「もっ!」

のところの弾んだ歌声がかわいいったらありゃしません。

 

しおりんの歌声の可愛さについておさえておきたい事があるのだが、彼女は時折すごく鼻にかかった歌い方をする。

ももクロ初期の頃なんて「しおりん鼻が詰まってんの?」とか「風邪ひいてる?」くらいの歌声の曲もあるくらいだ。

鼻にかかったどころじゃない。

この不安定な声質で各曲こなして魅せてる自然体女子しおりん。プロデュース側も「かわいいから良し!」と思ってOKを出しているハズだ。

 

そこが最高だと思っております。

しおりんの鼻詰まり声、超かわいい。

 

 

聴き込むほどに曲の忙しさにも慣れてきた。

初聴きの時から「なんだかアニメっぽいというかゲームぽいというか、、」と思っていて。

んで制作陣をみて納得。

アイドルゲームなどのお仕事を多数されておられる方々でした。今の時代ならではの音楽ということで「暁」の曲調もなるほどなと。

さらにしおりんの後輩たちである多数のスタダアイドルにも楽曲提供されておられました。

そういうご縁もあったのね。

 

 

そして「暁」のかわいさはまだある。

それがジャケット写真だ!!

そう!あの横顔しおりん!超かわいい!!

なんちゅうかわいさですかあの写真。白と黒の和風の衣装や髪型がまず良いんですけど、とにかくまあ横顔がお美しい。

はちゃめちゃなかわいさ。

しおりんはかわいい方向にも美しい方向にも隙がないのが素晴らしい。

あと理解する人は少ないかも知れないが激推しポイントなのが、手が少し小さいところ。

とてもかわいい。

 

ジャケ全体のレイアウトも良し。100点満点です。レコードサイズで欲しい。

 

リアルなアルバム出さないんですかね??

レコードサイズの大判ジャケットで各月のビジュアル12枚をセットで中身はアナログレコードorCDの商品を是非。

何卒よろしくお願いします。

 

ただしおりん、、、申し訳ない。

「暁」は最初の入りが「なんだこの曲」だったので、ところどころちょっと面白くなってしまう箇所があります。

さっき良いって言った「道しるべなんだーああー!!」の「ああー!」が高音に疲れたしおりんのヤケクソに聴こえちゃう時があります。

つい微笑んでしまいますが、でもそれもかわいさの一部なんです。

あと最後の最後のサビ前の「見つけるよ!」

あれめちゃくちゃ歌いにくそうで大変そうなしおりんが可愛くてついつい微笑んでしまいます。

ああ、しおりんは本当にかわいい。

 

 

 

これが1月楽曲「暁」の感想なのだが、一曲このペースであと四曲。

まとめて書こうと思っていたのだが分けた方が良さそうである。

 

 

と思ったのだがノッてきたのでこの勢いで続ける事にする。

 

 

今回のソロ曲プロジェクト、第二弾となるこの曲を聴いて、やはり確信いたしました。

「やっぱりしおりんのソロはとてもとても良い!」という事を!(あたりまえだ!)

 

その第二弾、2月の曲「Another World」なのだが、しおりんの語りのような歌声から入るイントロからして「これは良いんじゃないか?」とカッと目を見開いた。

 

そこから始まる「Another World」

全編聴いて、おお、、、これは、、めっっちゃ良いい!!!と思った。

 

初聴きの印象では、「涙目のアリス」と同じ昭和ポップスを継承した曲だなと。

 

「涙目のアリス」とは、しおりんすなわち玉井詩織ちゃんの2曲目のソロ曲です。

(ソロ3曲目である「暁」まで10年、、、も間があいたのでついこないだまでしおりんのソロ曲はたったの2曲だったのである。その事実をふまえると今回の12ヶ月連続ソロ曲プロジェクトのモノスゴサが伝わるのではないでしょうか)

 

この「涙目のアリス」についてはそれだけで延々と語ってしまうので割愛するが、めちゃくちゃ良い楽曲です。

 

自分の中での「玉井詩織のソロ曲」の概念を形作ってしまった曲でもある。

ていうか「涙目のアリス」を聴いてワタシは玉井詩織推しになった。と言っても過言ではない。それくらい良い曲です。

 

 

余談だが、しおりんって「たまいしおり」って名前がもう可愛いよな。

なんだろう?字面?響き?「たまいしおり」と声に出して言いたくなるかわいさだ。

たまい、しおり。たまい、しおり。

 

まぁとにかく「アナザーワールド」の話。

曲調は昨今の流行りを反映して「シティポップ」というくくりで語られているようだが、それよりももっと単純に「ポップス」で良いと思う。

もっとくだけて言えば「歌謡曲」で良いんじゃないかと。

これが一番しっくりくる。

 

しおりん、玉井詩織に似合うのは「歌謡曲」だと思っているので。

実際めちゃくちゃハマってないか?

サウンドはもちろん、歌詞も良い。しおりんの実年齢に似合う年頃の女性の気持ち。

そして今回は恋愛ソングってのがいい。

 

この「恋愛ソング」というくくりには思うところがあって。

ももいろクローバーZはアイドルグループなのだが一般的な恋愛ソングはほぼ歌わない。(最初期の頃にちょろっとあるくらいで。「サボテンとリボン」?あれもちょっとちがうでしょう)

「愛」をテーマにした曲はあったりするけれど、それは大きく、家族や仲間や周りの人や、ファンに対しての愛だったりする。

彼女たちが10代の頃はそれが功を奏していた、というかそれもよかったのだが。

 

有安脱退事件以降、ももクロのプロデュースに関して、運営には「20代になってもいつまで同じ事やるねん」とイラッとしていた部分はなきにしもあらずで。

わちゃわちゃ無邪気な雰囲気をメンバーに演じさせる、まぁ演じては無いのかもしれないが、そういう一面はいくつになってもあるものではあるけれども、一体いつまで10代のノリでやらせるねん。とは思っていた。

 

あっという間に皆20代後半で、もっとやりようがあったんじゃないの?と思ってたんだが、それもまた人生。色々ある。

20代のももクロは「プライベートを優先させた結果」なのかもしれん。

 

そして「ももクロの活動」とは、ワタシのような変人ではなく最大公約数大多数のファンの方たちが喜ぶような活動のほうが大切だ。うん。

また話がズレた。

 

 

まぁとにかく「アナザワァ」の話だよ!

今のしおりんに恋愛ソングを歌ってもらうってのは素晴らしく正解だと思うのだ。

だってめちゃくちゃかわいいもの!この曲のしおりん!大正解だろ?!

 

そんでもって何がかわいいってまず歌詞がかわいい。

 

いつもグルグルと頭の中で想ってた、彼とのデートの日が来るわけだ。いつか見た、このビュリホデイ。

このさあ、付き合ってんのかどうかギリギリのしおりんがさあ、可愛い過ぎるでしょう!

めっちゃソワソワしてるやん!時間ないのにお化粧も決まんないやん!かわいい!!

 

そしてお気に入りの最強リップを装備して、いざ待ち合わせに行くわけだが、彼を見つけても手を振らないしおりん!

すぐに見つけてんのに!しおりん!

もうさあ、すごくしおりんっぽい。これ。

かわいいすぎる。

 

作詞家さんは天才ではなかろうか?

 

曲もとても良い。これだよ。しおりんソロで聴きたかったのは。

 

謡曲がいいとは言ったものの懐メロを求めているわけではない。

なのでこのサビ前のラップというか早口パートのしおりんがまたいい感じだ。

そしてその途中のしおりんのコーラスに注目してもらいたい。

 

♪「うん、なんてな感じで従う気分
Clothes are alright!」

 

ここの「オーライ!」のコーラス!

やまびこ?!いや、コーラスだ!

「オォラァィ」

か、かわいい。めちゃかわいい。良いですね。

 

後半での同じ箇所での「ソーグゥ!」も超かわいい。良い。

とにかくこの曲はしおりんのかわいいがあふれております。素晴らしい。

 

しおりんの歌声にしおりんのコーラスが入るというしおりん天国。

まことに素晴らしい。

 

 

 

音楽分析的感想が全く出てこないことをここまで読んでくださった方ならもうお分かりだろうし、コイツかわいいしか言ってねえな、ともお思いのことであろう。

 

これでいいのだ。

可愛い至上主義者であるワタシは、しおりんのソロ曲がいかに可愛くて素晴らしいモノであるかを書き記したいためだけにこれを書いている。自己満足。

広大なネットの海の中にて、偶然もの好きな方に読んでもらうことがあればなお嬉し。

 

なのでこのまま続けよう。

 

ようするに「アナザワールド」は玉井詩織ソロプロジェクトの方向性として、至極真っ当な楽曲だと思う。という事です。

 

このワタシの思う方向性で考えると、これは予告になるのだが次曲である3月期の「日常」と4月期の「Eyes on me」

この2曲もこれまた素晴らしくしおりんに似合っていてとても良いのであります。

当然ほめまくりであります。

 

そして「アナザワールド」はしおりんだけを映す瞳の彼としおりんの2人が輝いて終わる。

いや、2人のこれからが始まる(はず)。

素晴らしくかわいい世界観です。

 

いや〜この曲は良いわ。これをライブで聴きたいぞ!しおりん!!

と思ってたところ、なんと!2月の恒例バレイベで「暁」と共に歌ったそうではないですか!!!

クウーー!!この現場を見ることのできた、しおりん推しの方達は本当にうらやましい!!!

黄金体験です。それは。

 

しかし!イベント直後に一瞬ネットに上がったライブ版「アナザワールド」の動画はワタシも観ることができました。今は当然削除されているようですが。

これがねえ、、、もうめちゃくちゃかわいい!!

衣装は前年のももクリ衣装で、ツインテールの髪型の破壊力と相まって恐るべきかわいさ。

まことにはちゃめちゃなかわいさ!!

20代前半のしおりんは「いまさらツインテールとか、ねえ」なんて言って戸惑っていましたが、今でもやってくれるんですか!ありがたい!だってかわいいもの!!

そしてこの曲に対する振り付けが!

これもまためっちゃくちゃかわいい!!

 

あれはもうダンスとは言わない。振り付けです。あえて振り付けと言いたい。

 

見てもらえればワタシのキチガイブリがわかってもらえるはずなのだが。

権利関係のためか残念ながらこの「バレイベ」はソフト化されていない。

 

補足。バレイベとは?

ももいろクローバーZが2012年4月からメインパーソナリティーを務めるラジオ番組
ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo』(ニッポン放送をキーステーションに、全国ネットで放送中)の、番組発のイベント

である。

 

非常にもったいないのだが。

あのかわいさは手元に置いておきたいかわいさであった。

 

まぁとにかく「アナザワールド」は名曲だっ!

という事です。

たくさんの人に聴いてほしい。

 

 

 

2曲の感想を書いてるウチにもう9月曲も発表されてしまった。嬉しいけどハヤイ。ヤバい。

そして10月になってしまった。

 

この感想を書くのに1ヶ月ほど時間かかってるってのもどうかと思うが。

別にリアルタイムで感想を書く。という訳ではないのでいいのだが。

 

まぁとにかく、しおりんのソロ曲が毎月出るという幸せを2023年ずっと噛みしめております。

終わってほしくないなあ。

 

 

 

 

2023アイドル通信

2023年はしょっぱなからドえらい事になった。というかドえらい事が進行中。

 

かつてレディベイビーと呼ばれたアイドルペアがまさかの「REIRIE」名義で再結成、復活、というかこれは再始動と呼ぶのがふさわしいのか。

とにかくあのレディベイビーだった2人が再びタッグを組み新たな活動を始めたのだが、これが本当になんの前ぶれもなく突然の発表だっただけに心底ドキモを抜かれた。

 

元旦午前0時(れいクンのレイ!!!)に情報解禁されるという新年早々の超サプライズに我々一般市民は「あけましておめでとう」どころではない驚きと喜びの渦に飲み込まれたのである。

 

2023年に初めて発した言葉が「ええ!!マジか!!これホント?!」だった。という人はワタシだけではないだろう。

いやホントにフェイクというかファンアートか?と思うほど現実の画像だと思えず、今現在の彼女たちのREIRIEのビジュアルは何かの冗談かと思うくらいでしばらく信じられなかった。

それほど動揺したって事だ。

 

感嘆の声は当然ネット上にも飛び交っていた。

重度のれいクンりえちゃんレディベファンの方ほど驚いていた様子が見えたので、やはりウワサ程度にも「れいりえ復活話」は流れてなかったと思われる。

ファンの方々ならば、彼女たちが再びペアを組み活動するという事を長い間夢に描いていたと思うがそれはまさに「夢」という気分であって、まさか本当に実現するとは誰も思ってなかったはずだ。マジでびっくり!!スゴい現実。

 

今のところ「REIRIE」の動きとしては2人のビジュアル解禁と3月に開催されるライブ(!!)の発表、ファッションブランド「ルルムウ」のポップアップストアのルックモデル。あと今月31日に発売される「IDOL AND READ」033号にロングインタビュー(!!)が掲載される。などなど、多くのファンが望んでいるだろう活動をみせている。

発表半月ほどでこの動きということは去年以前から「REIRIE」プロジェクトは動いていたという事なわけで。

そうなると「発表までなんにも悟らせなかったれいクンりえちゃんはさすが天才だなぁ。最高かわいい」などと超ファン目線のえこひいき発言もしたくなるというものです。

 

しかしまぁこの2人並んだビジュアルの強烈に素晴らしいことといったら。おいそれと言葉にできない素晴らしさだ。

 

少し大人になったれいクンの美しさ。

まぁ彼女は昔から大人っぽく美しかったのだが。しかしそれでいて年齢相応の無邪気な可愛いらしさがありそこがたまらない魅力でもあったわけです。

今は本当に大人の女性となり、なんならちょっと落ち着いた雰囲気をもかもし出したりしてたりする。んだけども中身は昔と変わらないパンクなアティテュード、反骨精神(&おちゃめ気分)を持っているカッコい可愛いところがこれまた今たまらない魅力なワケです。そしてそこからのシャカマインド。

可愛く美しい上に許すココロでカッコいいだなんて。それホントウにお釈迦様!!!

お釈迦様であり超尊師。

常にたまらない魅力を放つ女、それが黒宮れいクンです。

 

りえちゃんもキュートな可愛さをさらに増して金の髪色もとても似合ってて素晴らしい。

実は昔はりえちゃんの事をあなどっていた。どうしてもれいクンありきでレディベイビーを見ていたので。申し訳ない。

しかしファンならご存知の「豪の部屋」を見て考えをあらためた次第。彼女のパーソナリティを深く感じられる放送内容で、その芯の強さの理由がわかった気がした。

そしてとくに、れいクンとの映画館でのエピソードはレディベ解散のありもしない様々な憶測を完全に無いものにした。りえちゃんのれいクンに対する愛を感じられたとても良いインタビューであった。

 

今回の「REIRIE」始動の件で特筆すべきことがある。活動拠点となるいわゆる芸能事務所、これがなんと金子理江本人が代表を務めるLaunenという名の合同会社だ。

これってすごくないか?「自分が本当にやりたいことをするため」に作った居場所。そこで1番に始めたのが黒宮れいとのREIRIEだという事実。

れいクンが今回のオファーを受けたことにものすごく理解ができたし、2人の深い関係性が見えた気がします。(ファンの勝手な妄想かもしれないが)

突然の発表というサプライズも、グダグダとナニカを語るよりも本人たちの覚悟を感じる最大のメッセージであり、決して多くを語らないそんなところが黒宮れい金子理江らしいな!と表現者としてのカッコ良さをとても感じた。

 

ここが1番大切なところで。

 

見た目の可愛さや美しさはもちろん兼ね備えた2人なんだけどもそれだけではなくめちゃくちゃ「カッコいい」思考をもっている。そんな彼女たちの芯の部分に共感できる。そこがやはりこの2人の最大の魅力であり追いかけたくなる理由なのです。

とにかく尊敬できる人間な上に超絶かわいいわ、美しいわで文句のつけどころが皆無なので。

はちゃめちゃにカッコ良くて可愛い存在。

したがって無条件降伏。降参!まいった!

それが黒宮れい金子理江だ。

 

一度は終わったと思っていた物語がREIRIE始動によって再び動き出した現実は、2人が別々に活動していたこの5年間すらも内包し、全てが大きな意味を持つこととなった。

黒宮れい金子理江の物語はまだまだ続く。

 

今後が楽しみでしかたがない。いきなりライブをやる!ということで楽曲がどうなるのかも非常に気になる。

できれば楽曲はソフト化して欲しいのだがこのご時世だし配信系だけになるのかなぁ。

 

なんにせよ追いかける存在として最大級の2人が再び一緒に活動してくれる事実はとんでもなく嬉しい楽しみであります。

メディアにもバンバン出てもらいたいと思う。

世の中に「REIRIE」という最高のこのふたりを知らしめてやって欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

藤子不二雄

生まれて初めて「漫画家」を意識したのは藤子不二雄先生だった。と、自分の漫画読み人生を振り返るとそう思う。

ドラえもんに始まり、オバQ、怪物くんにハットリくんパーマンプロゴルファー猿と、藤子不二雄劇場?藤子不二雄ワイド?だったか、怒涛のように藤子アニメが放映されていた80年代に小学生だったので、ごくごく自然に藤子アニメを見て藤子漫画を読んでいった。

TVアニメと共に単行本サイズの週刊本藤子不二雄ランドも刊行される。これがなんと毎週毎週、藤子漫画が発売されるという、要するに藤子不二雄全集な企画の本で、しかも新作漫画のウルトラB(A先生)やチンプイ(F先生)も連載して、セル画もオマケに付くという、今考えてもやっぱりとんでもない企画だった。スゴいよなぁ。それだけで藤子不二雄先生の偉大さがわかる。

しかしこの藤子不二雄ランド、小学生の身分では到底集めきれるものではなかったのだが。

(でもこのおかげでシルバークロスやまんが道に出会えたのだ)

そしてまんが道トキワ荘を知り、数々の漫画家を知り、手塚治虫にたどり着くという、漫画の歴史のお手本のような経験をし、そこから更に水木しげる楳図かずお永井豪、と私の漫画世界はどんどん広がってった。

当然コロコロコミックも読み、ボンボン、100点コミック、高学年になるとジャンプ、サンデー、マガジンと当たり前に始まった漫画読み人生。

漫画の世界を教えてくれたのは藤子不二雄先生だった。と言っても過言ではない。


F先生が早世された時も大変驚いたのだが、今回のA先生の訃報を聞き、これで本当に藤子不二雄がいなくなってしまったんだという事を痛感、同時にそう感じた事にとてもショックを受けている。

やはり藤子不二雄とは、お2人で藤子不二雄だったんだなと。当たり前なのだが深く、深くそう思った。

本当に心からご冥福をお祈りいたします。


偉大な漫画家がお亡くなりになってから、あらためてその功績を振り返る、という経験が年々増えていくのが歳を取る事のツラいところだ。

A先生は晩年遊び人としてのカッコよさを発揮しておられたが、漫画の面白さは当然、その面白大人な一面もカッコよくオモシロかった。

F先生は私生活が謎な部分もあって、ものすごく真面目な人って印象が強く、敬遠したくなる時期もあったりした。

とはいえ、ドラえもんから藤子ワールドに入った身としては子供の頃はA先生の絵柄が苦手だったりもした。

どんだけ藤子不二雄先生の間を行ったり来たりするのか、オレのまんが読み道。

今は当然お二人とも大好きだが。


思えばウルトラBの頃の、ある種完成されたディフォルメというか、記号的な少し固く見えるキャラクターがぎこちなく感じて苦手だったのだろう。

あとF先生に比べて女の子が可愛くないなと思ってた(笑)

余談だが、しずかちゃんに始まり1番かわいいのはエスパー魔美!!!佐倉魔美!!!エスパーおマミ!!!と言い切れるほど、F先生の描く女の子には幼少の頃に刷り込まれた性癖と言えるくらい私の女性の好みのタイプに影響している。

そして余談の余談だが高校生の頃友人に、「○○さんは鼻筋がとても可愛い」(魔美の様なF先生の描く可愛いお鼻だった○○さん)と言うと「鼻がかわいいってなんやねんそれ」と言われ全く理解されなかった事を思い出す。

そこから手塚的絵柄の流れからのエロを体現した吾妻ひでお先生や、F先生の選び抜かれた描線でシンプルなのに可愛い。を受け継いでいると思ってる望月ミネタロウ先生など、ワタシの性癖は漫画に多大なる影響を受けている。

が、それはまた別の話でホントーに余談の余談で大余談だ。


まぁともかくA先生の絵柄が苦手だなぁと思っていた若輩者だった私。

しかし大人になるにつれA先生の絵に魅力を感じるようになる。きっかけはやはりアニメ化からの再評価で大ヒットした「笑ゥせぇるすまん」だろう。

原作漫画は主に1969〜71年に描かれたものだが、およそ50年後である今でも通用する、人間の欲望や見栄や願望を皮肉をまじえて描いた傑作である。

89年にアニメ化され知名度を上げ、96年には「帰ッテキタせぇるすまん」その後「踊ルせぇるすまん」と何度も改題して不定期連載されるほどA先生の人気作品となった。

この「笑ゥせぇるすまん」のおかげでA先生のブラックユーモア短編集にも出会えた。

藤子不二雄両先生は短編でも力を発揮される。

超おもしろい。

F先生のドラえもんに通じるSF(すこしフシギ)を発展させたSF作品も素晴らしいのだが、A先生の人、人間、のもつマニアックな個性、極めて個人的である作品も大変面白い。


A先生の魅力は、やはり"俗"なところだろう。

風俗、俗世間、俗物、とあまりいい意味では使われない言葉だが、本来は古くからの習わし、ありふれた、普通、という意味を持った誰にでも共通する感覚の言葉なのだ。

「笑ゥせえるすまん」「魔太郎が来る‼︎」などのダークな雰囲気の漫画は時代を越える共感を呼ぶ。つまるところ人間って全く進歩しないし愚かだよなぁ、世の中って基本的にクソだよなぁって事をよくわからせてくれる。人間なんてそんなもの。人間なんてラララ。

そんなこんなの人のいとなみのおかしみを漫画にしているA先生の作品群はいつの時代に読んでも当たり前に面白いのであった。



A先生の作品で1番好きなのは「怪物くん」かなぁ。まずタイトルがかわいいし。

怪物!に「くん」をつけるセンス。

怪物太郎という秒で考えたような名前も素晴らしい。ドラキュラ、フランケン、狼男とユニバーサルモンスターも怪物くんから学びました。

そんな 怪物達の起こすドタバタギャグってのが基本なんだけど、ダークな作品と同じ様な日陰者に対するA先生の優しい目線を感じるところがとても好きな作品だ。

絵柄も60年代頃のA先生独特の、いかにも漫画!している表現がオモシロかわいい。

先生の絵はこの60年代〜70年初期が1番好み。もちろんどの年代の絵も大好きなのだが。


子供の頃から当たり前のようにそばにある藤子不二雄先生の漫画。まだ読んだことのない作品もたくさんある。

ひとまずはありがとうございました!!

これからも楽しませて頂きます。



ももクロ2018 有安杏果

もう誰も語らなくなった2018年のももいろクローバーZに起こった、事件と言っても過言ではない話。

いや、、、やはり、ありゃ事件だった。

 

その事件前の2016、2017年は各メンバーのソロ活動が目立つ年であった。

高城、佐々木の両名はソロコンの先駆者でお互い切磋琢磨していた時期。

百田と玉井でももたまいでーす。のコンビはソロでのイベントは無く、今回2人で「ももたまい婚」を開催した。しおりんのウェディングドレス姿が素晴らしくかわいいライブです。

 

そんな各人のソロ活動だが、中でもとくに有安は常にやる気満々で超はりきっていたものだ。

 

1番推しのしおりんに次いで有安推しだった自分にとって、応援していた分思い出深いソロ活動だった。有安ソロのCDや書籍はもちろん購入。ライブは行けていないのだが。

しかしこの有安の活発なソロ活動が後の事件に発展する。というか発端?であった。

2017年だけで都合3回もソロライブをおこなった有安。3回目の会場なんてなんと日本武道館である。スゲ〜なぁと思った。

 

この各自のソロ活動、グループ的には各々が個人で活動して、いざ集まった時は「ももクロ」としてチカラを発揮する。そんなグループになりたい。

てな事を国立ライブ以降、ふんわりとした目標のように公言していた時期であり、夏菜子ちゃんは16年にNHKの朝ドラで女優業。ソロライブの先陣を切ったのはれにちゃんで、あーりん、有安もソロコン開催。徐々に目標を達成しているんだな。というまさに順調に活動している雰囲気だった。

がしかし、年明けて18年初頭、いきなり「有安杏果ももクロ脱退」のニュースが飛び込む。本人いわく卒業らしいが。

 

この報告には心底驚いた。当時のももクロファンは皆同じ気持ちだったと思う。

まさか誰かがグループを抜けるなんて1ミリも思っていなかったし、この5人組は永遠に続くものだとばかり思っていたはずだ。

いま冷静に考えると、いくらももクロといえど、アイドルグループが永遠に続くなんて事はありえないよなと思えるのだが。

しかし当時はそれどころじゃなかった。まぁそれくらいももクロに陶酔していたのだ。

 

脱退の理由は「22年間の芸能活動を辞めて普通の生活を送りたい」との事。

なんと有安は0歳の頃から赤ちゃんモデルをしており、2018年時点で芸歴が実年齢の22年。(てか赤ちゃんの頃の撮影も芸歴に入れるかね?とは思うがそこが有安らしいっちゃらしいといえる)

アイドルグループから1人脱退する事の何が事件なの?と思うだろう。が、ももクロにとってはこの脱退のタイミングが悪かった。

2018年はももクロ10周年の記念すべき年で、その10周年ライブの日程も決まっていたのだけれど、有安はそのライブ直前に脱退することになる。

脱退発表から1週間後に最後の5人でのライブをして終了という、突貫イベント感。この急すぎる発表も謎すぎた。

なんらかのトラブルが原因か?と有る事無い事ウワサ話が横行したが、結局は有安側と運営側の話し合いの折り合いがつかず急遽脱退イベントを開催したように思える。

 

これは妄想だが有安側は10周年ライブを行なってから脱退、勇の形でももクロの活動終了にしたかったのだろう。

この有安脱退ニュースは、スポーツ新聞の一面を飾ったり各種ニュースバラエティにも速報で取り上げられ、ももクロの業界内での存在感を感じさせた。

以上が2018年の有安脱退事件の概要だ。

 

脱退発表直後、この時は荒れにあれた。もともと有安には昔からファンの中に一部アンチがいて、「そらみたことか」と言わんばかりの意見が飛び交った。特に前年のももクロとしての活動態度とソロの時の態度の違いを指摘されてて、たしかに言われてみれば…思い当たるフシがないでもない。

番組収録での情緒不安定さや居眠り疑惑など…それに比べて異様にがんばるソロ活動の差は、推しが見てても一目でわかるものだった。

 

結果として結局彼女は脱退1年後に個人事務所を設立しソロシンガーとして復帰する。

まぁこの復帰劇は予想の範疇だったのでそう驚きはしなかった。脱退直後からTwitterInstagramで個人的発信ではあるが、タレントのような活動をしていたので。

が、その後の恋人発覚と結婚の話はこれまた驚いた。しかしまぁなるほどねそういうことね、とは思ったが。

 

脱退発表当時は相当なショックではあったが、4年も経った今なら、有安杏果とは「ももクロ」にとって一体何者だったのかを冷静に考えられる。

 

 

思い返せば「有安杏果」とはももいろクローバーに波を作る女の子だったなぁと思う。

 

女優事務所の「人前で表現する訓練」を兼ねたアイドル活動において「アイドル戦国時代」という追い風があったとはいえ、ももクロがブレイクできたのは、良く言えば仲良しグループ、悪く言えばレッスンの延長だっただけの活動に、他のメンバーとは全く異質の、歌とダンスに自意識過剰な有安加入の影響は大きかったはずだ。

もちろん「ももクロ」のブレイクは有安1人の功績では無いが、グループの意識改革的なモノをもたらしたのではないか。

特に夏菜子ちゃんへの影響はかなりあったのでは?と考える。同い年なのに自分や他のメンバーと全然違う有安の存在が、夏菜子ちゃんに多様な考え方を与えたのでは?などと妄想する。

 

有安のあの、他のメンバー(早見あかり含む)とはあまりに違うノリ。本人達もよく「学校だと同じクラスでも仲良くなってないかも」なんて言っていたり、見ているこちらもそんな感じするなぁという距離感が常にあった。

それに有安の持つ独特なぶりっ子具合は「女子の友達いないんじゃないの」感ありありで、しかし同時に妙なモテ感もかもし出しており、この辺りも他のメンバーとは全く異質であった。

このあきらかにノリの違う女子を入れる事が幅広さと物語を生み、ももクロの面白さに繋がった事は間違いない。

 

あかりん脱退ライブでのメッセージのぎこちなさ(まぁあれはあれでかわいいんだが)

Zになってからのツアー中に「もっと私達の輪の中に入ってきて欲しい」とメンバーに泣きながら言われ話し合った「米子の夜」

これはファンの間ではももクロが1つになった日!という認識だったが、今思うと有安が単に皆のわちゃわちゃに無理して入らなくてもいいんだ。気にしなくていいんだ。と開き直っただけだった様な気がする。まぁしかしそれはそれで1つのカタチで良いんですけど。気を使わない間柄になったって事で。

やたらと大事なところで体調をくずすとか。

病気や喉の事はある程度仕方ない事ですが。最後の紅白でのインフルは今となってはさすが有安だなと思う。

あとバラエティ番組やライブ中にイジられることを極端に嫌がるところとか、その日のテンションによってノリが変わりまくる。などなど…

とにかく有安はももクロの話題に事欠かなかった。なぜか事件を起こしてくれる。それがある種の物語になっていたのだ。今回の脱退事件もそうである。有安劇場の最終回だが。

 

見ている側としては、この他のメンバーと全然違うところや、プロフィールに趣味料理と書きつつ料理ができないとか、妙にどんくさいところや、周りの空気を全然読めないところが面白くて可愛らしかったんだけど。

だが今思えば、そういう所を「いつまでも」つっこまれてイジられる事が本人的には納得いかなかったりしたんだろうか?

…そういうフシもあった気がする。いつまでもやってらんねぇと。そう考えるとそれも脱退理由のひとつではありそうではある。

 

この「いつまでも」ってのはちょっと引っかかっていて、彼女達を10代の頃と同じノリでいつまでもイジるももクロ運営側には少し思うところがあるのだが、それはまた別の話なのでおいておく。

 

楽曲の面では有安のちょっと低めの声質が全体のバランスに貢献していたと思う。5人時代の曲はやっぱり良い。

現在はシンガーソングライターとして活動している有安。地道にライブ活動を頑張っているようだ。インスタはたまに見る。

しかし申し訳ないがアプリコットになってからの有安の曲は聴いていない。嫌いになったとかそういう事ではないのだが。

脱退から4年たってようやく有安とは?と考えてるぐらいなので新曲はいまだ聴く気になれない。し、あまり興味がない。

 

有安にはソロシンガーとして、当然ももクロちゃん達もこれからも、お互い活躍して欲しい。だけども事務所が違うからか、同じだからか、の違いかどうかはわからないが早見あかりに比べて脱退後にももクロ側が全く有安のことに触れないのがちょっとだけ気にかかる。

まぁあかりんに関しては同じ事務所だし当然からむ事が多いのは当たり前なんだが。

 

これはたぶん運営側のコントロールだとは思うんだけど、ここまで触れないのはどうなのか?

脱退1年後の有安芸能復帰の時に公式でぼんやりとしたメッセージのようなモノは出したがそれくらいだ。

結婚報告にいたっては誰も何もリアクション無しだったはず。まぁアレはなかなかコメントしにくい結婚報告だわな。とは思ったけど。

しかしまぁ、確かに何も言わない方がいいか。アレは。

 

メンバーが有安を見限ったなんて、まずそんな事は絶対に無いと思うが、個人的に連絡とったりはしてるんだろうか?てのは気になる。

特に推され隊だったれにちゃんとか。どう思ってるんだろう。同い歳の夏菜子ちゃん、同じ子役上がりのあーりんとか。

あーりんは脱退の意向を聞いた時「どうしてもっと早く相談してくれなかったの?」と有安に言ったという。

口調まではわからないがかなり怒っていたんじゃないだろうか?アイドルの仕事の取り組み方として有安にシンパシーを感じていたのはあーりんが1番だったように思うので。

れにちゃんはただただ動揺していたんだろうなぁって感じ。

あーりんとしおりんは割と早くに考え方を切り替えたと想像する。有安の決心はかわらないなと。

夏菜子ちゃんは有安の決心に責任を感じてるような気がした。当時のインタビューや脱退報告のTV生放送を見ていて「自分がもっと早く有安の気持ちに気づいていれば脱退は止められたんじゃないか」という後悔の念のようなものがみえた。

夏菜子ちゃんは私達ファンが思ってる以上にももクロのリーダーとしての責任を感じてるように思う。

などと色々つらつら書いてるが、これはまぁ全て私の妄想なんだが。

 

なにかとメンバー個人個人で個別に繋がりあるももクロって面白いよな。

あ、正反対やら仲が悪いのでは?なんて言われてたしおりんは意外と有安と仲良かったんだぞ、しおりんは有安の家に泊まりに行った事があるくらいだ。超超初期の頃の話だが。

 イチゴのアイスも食べたんだぞ。

 

でもまぁ雑誌インタビューにしろTVにしろなんにしろ、いまさらわざわざ有安の話をする必要もないか。ももクロにとって有安との関係は今の感じが1番穏やかで良いのかもしれん。

そしてもはやプライベートな事はファンがあれこれ詮索してはダメだな。と今思った。

 

あ。有安の方がメンバーを、ももクロを避けてるってことはないだろうな?いやいやないよ!え?ありそう?いや…わかんねぇな!こりゃ。

このなんだか常にどう思ってるかわかんない何考えてるかわかんない「謎」具合が有安の面白いところだった。

 

ありがとう有安杏果

さようなら有安杏果

でありやす。

 

とかなんとか言いながらも5人の時の楽曲は今でも楽しく聴いてるよ。

そんな有安の事をワタシは今でも好きです。

 

 

 

 

黒宮れいクン

特別お題「わたしの推し


ももクロの思い出話から始まって、ももクロの現在とこれからの行方を考えたりしようとこの日記を立ち上げたわけだが、リアルタイムで黒宮れいクンのことを語りたくなったので書く。ちょうどお題にもなってるので。


黒宮れい」とは知る人ぞ知るカリスマだ。

彼女はいわゆるジュニアアイドルと言われるタレント活動に始まり、グラビア、アイドル、バンドと3つの活動を平行しながら芸能界をサバイブしてきた。

現在はバンド「BRATS」での音楽活動と、自身がプロデュースするアパレルブランド「suiciDe」の運営のほか、写真集やエッセイ本を出版したり企業PRなどのタレント的な活動もしている。

主に10代〜20代の女の子達から熱烈な支持を受けている、悩める女子達の相談役のような同世代女子のアネゴ的な、そんな印象の女性である。


ダラダラとももクロちゃんの事を書いてきたこのブログだが、可愛い至上主義者である私が今現在気になっている人物は誰か?と問われれば、非常に、非常にももクロちゃん達と僅差ではあるが、1番も〜っとも気になっているのは「黒宮れい」クンなのであります。

(まぁ応援の仕方、というか立ち位置というか、そもそもれいクンとももクロちゃんではその気持ちのスタンスが少し異なるのだが)

ちなみに可愛い至上主義では最も崇拝している人物に対しては敬意を込めて「○○クン」呼びを推奨している。



黒宮れいのかわいらしさ、良さについて


黒宮れいググるとまず目に飛び込んでくるのがその圧倒的なビジュアルによる可愛さである。え?誰?このかわいい女の子は?とクラクラしたところにさらに人となりをググると、え?バンドやってんの??となる。

最初にれいクンを意識したのはネットでたまたま拝見したグラビアからなんだが「こんなかわいい子がやってるバンドってどんなんだ?」と超興味がわく。

そして「アイニコイヨ」と「十四歳病」という楽曲に出会う。

「十四歳病」はアーバンギャルドというバンドから提供された曲で、作詞作曲の松永天馬氏が、まさに当時14歳だった黒宮れいに触発されて書いた曲。ミスIDというオーディションで彼女が魅せたパフォーマンスの如く、そのままのイメージの楽曲とミュージックビデオ。コレにまずクラクラするほどやられたのである。

(しかしこの曲は今後二度と歌われる事はないだろう)

そして「アイニコイヨ」

平行して活動していたアイドルユニット「レディベイビー」を脱退前後に発表した、より本格的にバンド「BRATS」として再出発した曲。

これがまたカッコいい。そして相変わらず超かわいい。当時16歳とは思えない、その堂々たる姿にシビレまくった。そしてアイドル時代とのギャップに萌えまくったのだった。

今現在のBRATSはここから始まったと言っていいでしょう。歌詞にもれいクンの想いが込められていると感じられる。

歌詞についてはサウンドプロデューサーとの共作が多いが、基本的に普段かられいクンが考えている事や世の中への憤りなどを汲み取ってもらい作詞作曲されているようだ。近作では自身の作詞曲も増えている。

世の中へのいきどおりと書いたが、彼女の世間に対する猜疑心と反抗心はハンパない。彼女独自のルールと正義が垣間見える。

まぁとにかく何が言いたいのかというと、カッコいいうえに超カワイイくて最高なのが黒宮れいなのであるということだ。

良い曲沢山あるのでぜひ聴いて欲しい。


パッと見すごく気の強そうな寡黙な女の子に見えたりするのだが、色々見てると実は意外とおしゃべりで照れ屋さんなところが超カワイイ女の子なのです。しかし世間に中指を立てる姿も超似合うという類い稀なる何をしても様になる女の子でもあるのである。

もっともっと語りたいのだが書いてるうちに自分の中でも話がまとまんなくなってきたので今回はここまでにしておこう。