なんだかんだしてるあいだに10月期の曲「宝石」も配信され、そのうえさらに11月になってしまった。
このスペシャルイヤーもあと2ヶ月しかない。
という事は楽曲も残すところあと2曲。
イヤだ。ツラい。
今年が終わると大きな「しおりんソロロス」が来る!のがわかっているので怖い。
しかし、なんて落ち込んでいる場合ではない。
まだあと2曲もあるではないか!!毎月毎月しおりんの新曲が聴ける幸せがまだ続く!
そう!今年はしおりんファン玉井詩織推しにとって、なんと素晴らしい1年なのだろうと感慨深くもあるのだ。
ああ、しおりんは本当にかわいい、、、
(って言ってる間に11月曲も発表された)
しおりんかわいい。といえば先日、今年の春頃に放送されたしおりん出演の某番組をYoutubeで拝見したのだが、これがまた素晴らしく可愛い内容で面白すぎた。
番組内のいち企画でのVTR出演だが、共演する芸人古坂大魔王氏の手腕もあって、普段のももクロ的演出では出てこないと思われる、しおりんのさらにかわいい一面が見れた気がする、とても見所の多い動画であった。
天然しおりん
その動画を見てて気がついたのである。しおりんって実は天然なのでは?と。昔からうっすらとそんな気はしてなくもなかったのではあるが。
天然、、、コレがしおりんの可愛さにつながっているのは確実だ。
しおりんが天然?この事実に疑問を持つファンの方もいるであろう。
ももクロファン界隈では、あらゆる事を何でもこなす「スーパーサブ」やら「器用貧乏」などの異名を持っているしおりん。
ももクロのブレイク当初、彼女がライブでのアオリや攻撃的なMCを担当する事が多かったことや、冠番組「ももクロchan」での的確なツッコミや気の利いた一言が効いていた事実。いろんな企画のアシストができる有能さ。
そして本当になんでもこなしちゃうので、今もなお「ももクロちゃんのしっかり者」のイメージが定着しているのだが。
しかしその一方でそのまた昔は、メンバーと街中を歩いてる時に「私たちがももいろクローバーです!」と叫んで周りの皆を困惑させたり、悲しくなるとすぐに泣いちゃったり、思った事をすぐに口にするなどの「ももクロの野生児」「自由奔放」なキャラクターという個性もあったしおりん。かわいい。
ももクロは今年で15周年になる。
そんな長いアイドル活動の中でメンバーは皆日々変化してきたわけだけど、ここにきて実はしおりんってあの頃の自由奔放さを失ってないのでは?と思った。
自由奔放=天然。
今回の番組を見て、そうか!天然!これこそがしおりん玉ちゃん玉井さんであり、アイドル玉井詩織のかわいさにつながってんだな!と確信した。
番組のメインMCである芸人南海キャンディーズの山里亮太氏のツッコミによって、しおりんの天然さに気がつけた。
たとえば
電車と並ぶ古坂大魔王を見て、全然意味がわからんのだけど「古坂さんがちっちゃく見える!」と言ったり(かわいい)
あきらかにエビを揚げた料理を見て「これエビかなぁ」と言う(かわいい)
罰ゲームでカメラに向かってかわいいセリフを言え、というくだりで涙目になるほど恥ずかしがる(かわいい)
目指してた滝を見て(わぁスゴい!とか綺麗!とか言う前に)「思ってた滝じゃなかった!」とか言っちゃう(かわいい)
などなどをツッコまれるわけだが、長年芸能界にいるのにこの自然体女子感のコメント力や対応はもう天然であり、そしてそれが、芸能人だからって、へんにスレる事がないままここまできた、かわらない玉井詩織ちゃんの素晴らしいところなのであります。
あのバカリーダー(ほめてます)と言われていた夏菜子ちゃんですら、ある頃をさかいにももクロをお仕事としてしっかり考えながら発言している様に見える時があるし、
(とはいえ未だボケたリアクションやコメントは多いにあるのだが)
あーりんはずっとしっかり者で、れにちゃんは人妻になった(笑)
かつて「みんなの妹」と呼ばれた少女は、なんでもこなす「スーパーサブ」なお姉様に成長した、、、と思ってたら実は1番自由奔放に活動してきた結果、一周回って
「ももクロのスーパーサブな綺麗なお姉様だけどやっぱり絶対みんなの妹」という名のスーパーアイドルになっていたのである。
アイドル15年目にして天然期に入ったしおりん。とても素晴らしく可愛いのであります。
番組内ではその他「ねぇ酔っちゃう」とか「ねぇヤダ」とか「よっしゃぁ勝負ねぇ」とかかわいい言葉が無限に出てくるしおりんなのであった。本当にかわいい。
なんの話だったっけ?
そう!!しおりんソロ曲3月4月の話だよ!!
3月曲の「日常」
4月曲「Eyes on me」
ずばり、この二曲は名曲です。しおりんソロとして素晴らしく完成度が高い。
まずは3月「日常」から。
イントロのポワポワしたかわいい音から寝起きのしおりんのかわいい語りが始まる。
あと少し眠ってたいけど♪
眠っててもいいよ!
でもがんばって起きるしおりん。
陽だまりの窓開ける〜♪
からのBメロ「部屋の〜隅にぃ〜」の「にぃ」のところ!ここ!ここを聴いた瞬間にキター!!と感じた。
直感的な感想しか書けないのでこう言うしかないのだが、とにかくこの一節を聴いた瞬間「シンガーっぽい!(笑)しおりんかわいい!」と激しく思った。
笑ってしまってバカにしてるようだが決してそうではない。純粋に歌、曲としてとても良いと思ったのだ。
嬉しい笑いなのだ。
そしてそこから始まるサビの良さときたら。
徐々に盛り上がる伴奏に重なるしおりんの歌声がとても心地よい。
そして「あるがままの私を、見つけだしたい気持ち」と歌うしおりん。
ここからこの曲は爽やかな朝のしおりんから、いそがしい日常に追われていた悩めるしおりんの歌へとかわってゆく。
そして次に心にくる歌詞が。
「傘を閉じて何が見えるだろう?ただ素直になれたらいいのに」
これにはやられた、、、
あの自由奔放でももクロの野生児とさえ言われたしおりんが、実は「もっと素直になりたいな」と思っていた。と言う事でしょう!
ガーン!ときました。この歌詞には。
しかも傘を閉じて、という事は雨は上がったばかりで、きっとしおりんは空を見上げてたと思うんだな。その上を向いた姿で「素直になりたい」と思った情景が頭に浮かんで、、、
この状況にめちゃめちゃ萌えるのはワタシだけでしょうか?まぁすべて妄想ですが。
しかし妄想だとしてもめっちゃ切なくて可愛くないですか?そんなしおりん。あんなに自由そうに見えて、でも本人的にはそうじゃないなんて。
乙女心は儚くかわいい。
ここでワタシが思い出したのはしおりんにまつわる過去のインタビュー。
ひと昔前にクイック・ジャパンという雑誌で、一時期定期的にありとあらゆるももクロ特集がおこなわれていたのですが、その中での一編、玉井詩織特集号での話。
その特集では「私は私のことがよくわからない」という玉井詩織本人に代わってメンバーが玉井詩織を語るインタビューページがあった。
その中で高城れにが話したエピソードがそれだ。
れにちゃんいわく「なんでもない時に急に玉さんが「なんか、めんどくさい性格でごめんね」と言ってきた」という話なのだが。
その事についてれにちゃんは「誰にだって自分がわからない時期はあるし、とことん悩んで欲しい、それが普通だよ」と言っていたのだが、しおりんにもそういう「人に迷惑かけているな、そんな自分イヤだな」と思っていた時期があったというわけで。
この特集ではあーりんも「玉井は「しおりんぽいってなんなんだろう」っていつも考えてる」と語っている。
我々ファンにはいつも楽しそうな姿を見せてくれていたけど、色々悩むこともあったんだよな、しおりん、、、
と、いうことを思い出した。
余談
特集内では「しおりんは泣き顔が1番かわいい」とも、あーりんは言う。
激しく同意します。もちろん普段から泣き顔以外も1番かわいいんですけれども。
余談終わり
そんな悩めるしおりんの気持ちを歌ったこの曲はとても良い物です。(本当にしおりんの気持ちかどうかってのはさておき、ワタシの勝手な妄想ではそうなのであります)
「あるがままの私はどんなふうに笑うの」という歌詞もとても切なくかわいいですね。
ここの「笑うの」の歌声もいい。
あるがままの自分を得たしおりんの素敵な笑顔が曲の中からかいま見える。
切ない歌詞がのる曲が絶えず明るい感じなのも前向きな感じがしていつまでも聴けます。
似合わないと思っていた好きをまとい自由になり新たな日常を歩んでいくしおりん。
今日が特別な毎日になるように、、、
名曲です。
さて音楽制作的知識皆無なワタシが何をもってして名曲か?と言っている事に疑問を持つ方も多いと思うが、基準ははっきりしているのでご了承ください。
玉井詩織のソロ曲として、歌詞が彼女に似合っているのか?歌声に楽曲が寄り添っているのか?聞いていてよどみなく気持ち良く聴こえるか?なにより可愛くできているのか?などと、ただの主観的な、ともすれば独りよがりな、いや、非常〜に独りよがりな判断基準でもってしてジャッジしております。
あしからず。
しかし、でもこの感覚、あながち間違ってない気もするんだけど。
まぁ可愛いかどうか?ってのは、しおりんのパワーをもってすればどれもこれも可愛く仕上がるので愚問なのだが。
4月曲「Eyes on me」
これもまた名曲です。
この曲で特筆すべきはまず、曲中しおりんの歌声が全て超絶かわいいということ。
「おい!しおりんの歌声はどれもこれも全部かわいいだろうが!このヤロー!」とは自分でも思うのだが毎日毎日聴いていて、ある時ふと
「ちょっとまて、、、このしおりんの声めちゃくちゃかわいくねえか?!」と気がついたのであります。
前回1月2月曲の時にも書いたが、しおりんの歌声は曲によってかなり印象がかわる。
今回はめっちゃコンディションが良い。いや、悪い時があるというわけではない。今回特にかわいい歌声になってる。ということ。
(かわいい鼻声(いや花声と呼ぼう)の時もあるって話)
さすがに近年はそんなに差が目立つことは無いのだが、しかしよ〜く聴くとやはり多少の揺らぎのような微妙な違いはあったりする。
まぁとにかくこの曲「Eyes on me」での歌声はとても澄んでいてとても可愛いのであります。かわいらしい、と言った方がしっくりくるかもしれない。
この可愛らしさは歌詞とメロディによるところも大きい気がする。
まず歌詞の一節一節の語尾がやさしい、というか強くない?ので耳心地がいい。
なの、いの、たの、まる、てる、れる、よう、こう、るよ、
と話し言葉で丁寧な女の子口調になってるところがその理由だと思われる。
(単に優しくかわいく歌ってくださいとディレクションされただけかもしれないが)
ベースとなるリズムのドッドッドッも心地よく間に入るドドッドドッドドドッドドってビートも気持ちいい。
そしてそのリズムは効いているけど優しく感じるメロディのおかげもあり、可愛らしさが優先されている。気がする。
効果的に入るポロロロ〜ンって音とパアッて音も好き。音楽的教養がまったく無いので全然うまく説明できていないが。
まぁとにかくサビの「イェべィビーアイズオンミー」の直後のパアッ!と「私のドラマが始まる」の直後のポロロロ〜ンの事です。
この音がすごくいいアクセントになってて、聴いていてこれまた気持ちがいい。
歌詞については正直、最初に聴いたときには「新しい私のドラマが始まる」「自分史上最高のstyleで華麗に生きよう」と言われて、「懐かしい感じのすげー歌詞がきたなぁ」と思ったんだが、しおりんが歌うと懐メロ感を出しつつもかわいくおさまるので全然アリになるのである。
歌詞も曲も90年代のトレンディドラマのような雰囲気なのだが、これはもちろん狙ってやっている事なのでしょう。
間奏もなんだかトレンディでアーバンな感じだ(バカにしているわけではない)この作品にハマっていてとても良いと思います。
「涙目のアリス」がしおりんにめちゃハマっていたからだと思うが、基本どのソロ曲も少し昔の歌謡曲やポップスを意識してつくっているような気がするんだけど、それはワタシのようなおっさんのファンにはバッチリピッタリはまるんですけど、若者のしおりんファンにはどう聴こえるのだろうか?
たとえばYOASOBIたとえばAdoのようなインパクトのある短い前振りに印象的なサビがメインの今どきの曲と比べると造りが全く違うので、どういう印象になるのだろう。
いや、そんな余計な心配は無用だな。
それよりもこの曲で最高にかわいい瞬間は最後の語り調のラスサビである!(まぁ全編かわいいんだけど)
「夢見てるスベテを叶えよう、真っ新なステージが呼びかけてる、揺れる世界、でももう迷わない、輝き続けるよ」
これがもう歌っているのか語っているのかわかんないくらいに、しおりんのかわいい声があふれ出ていると思うのです。
とくに「ゆーれるーせーかぁい」の優しい声は超かわいいですね。
皆もぜひ集中して聴いてください。
各曲の作詞、作曲、制作陣の皆様、今回も素晴らしいお仕事ありがとうございました。
言い忘れるところだったが今回もジャケ写が超かわいい。しおりん足長すぎる。
「日常」の髪の長いしおりんも素敵です。美しい。
かわいいと美しいが同居するスーパーアイドル玉井詩織。
応援するしかないでしょう。